水やりの手間がかからず、自由に飾れて人気のエアプランツ。土を使わないので、飾る場所を選びません。
そんなエアプランツ(チランジア)ですが、実は600以上の品種があることはご存知ですか?品種によって水やりの回数や、適切な日当たりが変わってくるため、種類を知ることはとても大切なんです。
そこで今回は、エアプランツの代表的な種類について、特徴と育て方をご紹介していきます。エアプランツについてくわしくなりたい方は、ぜひご覧ください。
◆観葉植物には「幸せになる・生産性が高まる」など、たくさんのメリットが。ぜひ、観葉植物のおすすめ通販サイトで購入して、育ててみましょう。
◆「暮らしに癒しが欲しい!」というときは、記事「おすすめ”花の定期便”を紹介」で”花のサブスクのおすすめサービス”をご紹介しています。
エアプランツ(チランジア)の種類:緑葉種と銀葉種
一般的に、チランジア属の植物が「エアプランツ」とよばれます。
そしてエアプランツには、葉の表面にあるトリコームの量によって、次の2つのタイプに分けられます。
- 銀葉種:トリコームが多い(乾燥に強く、ゆっくり成長する)
- 緑葉種:トリコームが少ない(水が好きで、ぐんぐん成長する)
【エアプランツ(チランジア)の人気の種類1】銀葉種のエアプランツ
「育て方」の見方
ここからご紹介するなかで記載している、日当たりや水やり量などの「育て方」は、次の目安を表しています。育てるときの参考にしてください。
適切な日当たり
- ○○○(明るいところで):日差しが大好きな品種。直射日光を避けた、できるだけ明るい場所で育てましょう
- ○○(木漏れ日で):木漏れ日のような、柔らかい日当たりで育てましょう。
- ○(明るい日陰で):強い日差しが苦手なので、明るい日陰で育てましょう。
適切な水やり量
- ◯◯◯(乾燥に注意): 乾燥が苦手です。春~秋は毎日1回、冬は週1回ほど。
- ◯◯(ふつう):春~秋は週4~5回、冬は週1回ほど。
- ◯(水のやり過ぎ注意):あまり水やりは必要ありません。春~秋は週2~3日、冬は10日に1回ほど。
[銀葉種のエアプランツ①]ウスネオイデス
- 学 名:Tillandsia usneoides
- 適切な日当たり:◯◯(木漏れ日で)
- 適切な水やり量:◯◯◯(乾燥に注意)
- 育てやすさ :◯◯(ふつう)
銀葉種ですが、体が細く水を蓄えられません。水はこまめに与えましょう。
成長が早く、人の背丈以上の長さまで育ちます。黄色い小花を咲かせることも特徴です。
【エアプランツ(チランジア)の人気の種類2】緑葉種のエアプランツ
次に、緑葉種のエアプランツの人気の種類をご紹介します。
[緑葉種のエアプランツ①]カクティコラ
- 学 名:Tillandsia cacticola
- 適切な日当たり:◯◯(木漏れ日で)
- 適切な水やり量:◯◯(ふつう)
- 育てやすさ :◯◯(ふつう)
自生地のペルーで、サボテン(Cactus)に着生することが多いため、この名がつきました。
花つきがよく、クリーム色で先端が紫の大変美しい花を咲かせます。
大型に育つことも特徴です。
カプトメドーサエ
- 学 名:Tillandsia caput-medusae
- 適切な日当たり:◯◯(木漏れ日で)
- 適切な水やり量:◯◯(ふつう)
- 育てやすさ :◯◯◯(育てやすい)
ギリシャ神話に出てくる、蛇の髪の毛をもつ怪物「メドューサ」。カプトメドーサエは「メドューサの頭」という意味です。
つぼ型の形が特徴。生育旺盛で、どんどん育ちます。また赤っぽい花苞をのばし、紫色の美しい花を咲かせます。
エアプランツの種類を知って適切な育て方を
今回は、エアプランツの種類について、特徴と育て方をご紹介しました。
元気に育てるには、種類を知って、適切な育て方を知ることが大切。
ぜひこの記事で、あなたのエアプランツの種類を知って、適切な育て方をしてみましょう。
◆エアプランツの育て方をよりくわしく知りたい方には、こちらの記事がおすすめです。
◆エアプランツを通販サイトで購入したい方には、こちらの記事がおすすめです。