ハイドロカルチャーの観葉植物を育ててみたいけど、おすすめはある?どんな風に育てればいいの?
という疑問にお答えします。
ハイドロカルチャーを販売するお店は増えましたが、育て方などの情報は、まだあまり出回っていませんからね。
そこでこの記事では、ハイドロカルチャー(水耕栽培)の観葉植物のすべての情報(おすすめ品や育て方、メリット・デメリット、必要道具)を解説します。
「ハイドロカルチャーの育て方などを知って、元気に育てたい!」というときは、ぜひご覧ください。
なおこの記事では、とくに注記のない限り「ハイドロコーンなどの発泡煉石」でのハイドロカルチャーの育て方をご紹介しています。
おすすめのハイドロカルチャー(水耕栽培)の観葉植物
まずは、おすすめのハイドロカルチャー(水耕栽培)の観葉植物をご紹介します。
おすすめのハイドロカルチャーの観葉植物
おすすめのハイドロカルチャー(水耕栽培)の観葉植物は、こちらの3品種です。
おすすめハイドロカルチャー①:サンスベリア
おすすめするハイドロカルチャーの観葉植物、1つめは「サンスベリア」です。
「部屋の空気を清浄してくれる」として、20年ほどまえに一大ブームになりました。
葉が多肉質で、水をたくわえられるため、乾燥に強いのが特徴。
日光が好きですが、日陰で育てることも可能です。
画像のサンスベリアは、ゼオライト植えの商品。
色が明るいので、緑も映えて、清潔感があるハイドロカルチャーです。
おすすめハイドロカルチャー②:パキラ
2つめのおすすめハイドロカルチャーは「パキラ」です。
太く力強い幹と、てのひら状の大きな葉が特徴の人気品種。
日あたりを好みますが、明るい日かげでも育ちます。
生育が旺盛な品種で、土植えだと1年で50cmのびることも。
ですが、ゆるやかに生長するハイドロカルチャーなら、ゆっくりと生長を楽しむことが可能です。
◆パキラのような「デスクにおすすめのハイドロカルチャー」は、記事「デスクにおすすめのハイドロカルチャー」でご紹介しています。
おすすめハイドロカルチャー③:シェフレラ
3つめのおすすめハイドロカルチャーは「シェフレラ」です。
観葉植物としては、丈夫で育てやすいことで人気。
もともと、”カポック”とは「パンヤノキ」の別称でしたが、シェフレラがパンヤノキに似ていたことから、シェフレラがカポックと呼ばれるようになりました。
別売りの水位計をセットして、完全に水がなくなったら水やりをしましょう。
ハイドロカルチャーを購入できるおすすめ通販サイト
ハイドロカルチャーを購入できるおすすめ通販サイトは、以下の2つです。
おすすめ通販サイト①:ブルーミングスケープ
おすすめ通販サイトの1つめは、「ブルーミングスケープ」です。
1998年にネット通販を開始した、観葉植物オンラインショップの老舗。
観葉植物の通販サイトでは珍しく、こちら↓のようなハイドロカルチャーを数多く取り扱います。
ハイドロコーンやゼオライトなど、使う用土もさまざまです。
おすすめ通販サイト②:charm(チャーム)
おすすめ通販サイトの2つめは、「charm(チャーム)」です。
ペット商品の取り扱い数が、全国トップクラスの通販サイト。
観葉植物の取り扱いも多く、1,000円以下で購入できるモノが100種類ほど販売されています。
ハイドロカルチャーの苗も数多く取り扱っています。
こちら↓のスキンダプサスのように、容器(ポット)ナシで格安な苗が多い点も特徴。
ぜひチャームで安く苗を購入して、お気に入りの容器・鉢カバーで飾ってみましょう。
ハイドロカルチャー(水耕栽培)の基本情報
次に、ハイドロカルチャー(水耕栽培)の基本情報のご紹介です。
ハイドロカルチャー(水耕栽培)とは?その意味
ハイドロカルチャーとは、土のかわりにハイドロコーンといった「発泡煉石」などを使って植物を植え、器に少量の水をためて植物を栽培する方法です。
ハイドロカルチャーの意味は、ギリシャ語の「ハイドロ(hydro):水の」・「カルチャー(culture):栽培」で「水耕栽培」を指します。
土を使わないため清潔感があり、観葉植物の室内置きにはピッタリです。
台所や、リビングのテーブル上にも置きやすい。
また、ガラス瓶や食器・花器などに植えることもでき、インテリアとしても演出できます。
ハイドロカルチャー(水耕栽培)と水栽培の違いは?
厳密な定義はないようですが、ハイドロカルチャー(水耕栽培)と水栽培の違いは、一般的には次のとおりです。
- ハイドロカルチャー(水耕栽培):ハイドロボールやセラミスなど用土にあたるものを使用する栽培方法
- 水栽培:用土にあたるものを使用せず、水だけで行う栽培方法
水栽培は、たとえば下画像のようなものです。
小学生が学校で育てる「ヒヤシンス」も水栽培。
水栽培は、根がつねに水中にある点が特徴。
ハイドロカルチャー(水耕栽培)では、水分をふくんだ用土のあいだを、鉢底にたまった水を目指して根が伸びていきます。
水栽培と水耕栽培。名前は似ていますが、根がちがうということですね。
ハイドロボール(コーン)とは?ハイドロカルチャーで使う用土
ハイドロカルチャーでは、土のかわりにハイドロボールやハイドロコーンなどの「発泡煉石」を用土に使います。
ハイドロボールなどの「発泡煉石」とは、粒状の粘土を約1200度の高温で発泡焼成したもの。
完全に人工的な用土です。
多孔質(ちいさな孔がたくさんあいている)で、適度な水分と空気を保持可能。
「洗ってくり返し使える」などの特徴をもちますが、一般的な培養土よりも割高です。
ハイドロカルチャーで観葉植物を育てるメリットとデメリット
次に、ハイドロカルチャー(水耕栽培)で観葉植物を育てるメリットとデメリットをご紹介します。
ハイドロカルチャーで観葉植物を育てるメリット
ハイドロカルチャー(水耕栽培)で観葉植物を育てるメリットは、次のとおりです。
メリット①:コバエ・虫が発生しづらいので台所や水回りにも観葉植物を置ける
コバエや虫は、土にふくまれる「有機物」をエサにしてふえます。
ですがハイドロカルチャーで使用する「発泡煉石」などは、人工の無機物。
「有機物」がふくまれないため、コバエや虫が発生しにくいのです。
そのため、台所や水回りにも、安心して観葉植物を置けます。
メリット②:ハイドロカルチャー用土はカンタンに洗ってくり返し使える
ハイドロカルチャー用土も、液肥などで白く汚れることはあります。
ですが、水で洗えばカンタンにキレイになり、くり返し使えますので経済的。
土植えで使う培養土もリサイクルはできますが、「有機物をまぜて、天日干しをして…」と大変です。
メリット③:水やりのタイミングがすぐにわかる
透明容器なら横から見て、陶器などでは水位計で、水の量がわかりやすくなっています。
その水がなくなってから「2~3日後」に水やりすればOK。
初心者でも、水やりのタイミングがすぐにわかります。
メリット④:さまざまな容器を使えてインテリア性が高い
ハイドロカルチャーでは、底に穴のあいていない容器を使います。
つまり鉢でなくても、コップや器など、さまざまな容器を使用可能。
鉢よりもバリエーションがあるため、インテリア性が高いといえます。
ハイドロカルチャーで観葉植物を育てるデメリット
ハイドロカルチャー(水耕栽培)で観葉植物を育てるデメリットは、次のとおりです。
デメリット①:植物の生長が遅い
ハイドロカルチャーで育てると、土植えよりも植物の生長が遅くなります。
これは土に含まれる微量要素が、ハイドロコーンなどには含まれないため。
ですから「大きく育てて、生長を実感する」ことを望む方には、あまりおすすめできません。
その一方で、「あまり管理に手をかけられないので、大きくならなくていい」という方には、メリットでもあります。
デメリット②:直射日光があたる場所には置けない
前述のとおり、ハイドロカルチャーを直射日光にあてることには、次のようなデメリットがあります。
- 鉢内の温度が上がりやすいため、水の温度も上がり根が傷む
- ガラスなど透明な容器では、日光がとどくため根が傷んでしまう
- ガラスなど透明な容器では、藻やコケが発生して鉢内を汚してしまう
ですので、ハイドロカルチャーは日あたりのいい場所には置けません。
太陽光をあてたいときは、せめて「レースカーテン越し」となります。
日あたりをあまり必要としない「耐陰性がある植物」を選びましょう。
デメリット③:鉢内が汚れやすい
ハイドロカルチャーでは、鉢底に穴があいていないため「水やりで鉢内の水や空気を循環させる」ことができません。
そのため水や根がくされて、鉢内が汚れやすくなります。
ぜひ「根腐れ防止剤」を使って、適正な水やりを心がけましょう。
ハイドロカルチャーでの観葉植物の育て方
次に、ハイドロカルチャーでの観葉植物の育て方をご紹介します。
用土:ハイドロカルチャー用のものを使用する
用土は、ハイドロカルチャー用のものを使用しましょう。
「発泡煉石」のほかには、次のようなハイドロカルチャー用土があります。
カラーサンド
カラーサンドとは、ゼオライトやガラスなどを細かく砕いた粒に、さまざまな色をつけた用土です。
ジェルポリマー・ジェリーボール
赤ちゃんのおむつなどにも使われる「高吸水性ポリマー」でつくられたのが「ジェルポリマー・ジェリーボール」です。
セラミス
ドイツ製で、800°で焼成してつくるセラミス。
ハイドロボールより小さく平べったい不定形土で、保水力の高さが特徴です。
カラーサンドやジェルポリマーは、「発泡煉石」とほぼ同じ育て方ですが、保水力が高い「セラミス」は育て方がちがいます。
「セラミス」では、「鉢底穴」がない鉢では「たくさんの水を5分ほど吸わせたあと、水をすてる」など独特の管理方法が。
「セラミス」を使うときは、必ず管理方法をよく確認してください。
◆「セラミス植えの観葉植物の育て方」は、こちらの記事でご紹介しています。
・記事「観葉植物をセラミスで育てるメリットとは?水やり方法も解説します」
水やり:あげすぎに注意
ハイドロカルチャーの水やりは、あげすぎに注意です。
また季節によって、次のようにやり方を変えてください。
春・夏・秋の水やり:4~6日に1度ほど
春・夏・秋は、鉢の1/5くらいまで水をいれ、完全に水がなくなってから2~3日ほどあけて、新たな水をあげましょう。
鉢の水は、だいたい2~3日でなくなります。
そのため、観葉植物の品種にもよりますが、4~6日に1度ほどの割合で水やりを行います。
水位を確認するため、ガラスなど透明な容器以外では、必ず水位計を使いましょう。
冬の水やり:週に1度ほど
冬は観葉植物にとって休眠期で、必要な量も少なくてOK。
ですので与える水の量は、春・夏・秋よりも少なくして(鉢の1/6くらい)、完全に水がなくなってから3~4日ほどあけて、新たな水をあげましょう。
鉢の水は、だいたい2~3日でなくなります。
そのため、観葉植物の品種にもよりますが、週に1度ほどの割合で水やりを行います。
水をあげすぎると根腐れを起こすので、よぶんな水はすてましょう。
肥料:土植えよりも必須に(液体の化成肥料を使う)
土植えでは使わなくても良いのですが、ハイドロカルチャーでは肥料の使用が必須です。
これは、ハイドロカルチャー用土は人工物で栄養素がふくまれていないため。
そしてハイドロカルチャーには、液体の化成肥料を使いましょう。
固形肥料は使いません。
液肥を与える頻度は、季節によって次のように異なります。
春・夏・秋の肥料:月に2度ほど
春・夏・秋は、液肥を月に2度ほど与えましょう。
液肥ごとに決められた希釈量(何倍に薄めるか)を守り、水のかわりに与えます。
◆「ハイドロカルチャーにおすすめの肥料や与え方」についてくわしくは、こちらの記事でご紹介しています。
・記事「【ハイドロカルチャーの観葉植物】おすすめの肥料はこちら!」
冬の肥料:与えない
冬は肥料をあたえません。
もちろん固形肥料も不要。
冬に液肥を与えると、根腐れしてしまいますので、注意してください。
植え替え:半年~1年ごとに行う
ハイドロカルチャー(水耕栽培)の観葉植物の植え替えは、半年~1年に一度は行う必要があります。
その理由は次のとおり。
- 根腐れ防止剤の効果が、半年ほどで切れるため
- ハイドロカルチャー用土を洗うため
- (とくに透明な容器では)容器をキレイに洗うため
とくに上記1が重要。
元気に育てるためには、「根腐れ防止剤」は欠かせません。
また、苗が育って鉢が小さくなった場合には、ひと回り大きな鉢(容器)に植え替えましょう。
◆「ハイドロカルチャーの植え替え手順」についてくわしくは、こちらの記事でご紹介しています。
・記事「【ハイドロカルチャーの観葉植物】植え替え方法を解説!」
ハイドロカルチャーで観葉植物を育てるときに必要な道具とおすすめ品
次に、ハイドロカルチャーで観葉植物を育てるときに必要な道具とおすすめ品のご紹介です。
ハイドロカルチャーで観葉植物を育てるときに必要な道具
ハイドロカルチャーで観葉植物を育てるときに必要な道具はこちらです。
- ハイドロカルチャー苗
- 底穴のあいていない鉢・容器
- ハイドロカルチャー用土
- 液肥
- 水位計(透明でない容器の場合)
- 水挿し
- 霧吹き
ハイドロカルチャーに必要な道具のおすすめ品
ハイドロカルチャーで観葉植物を育てるときに、必要な道具のおすすめ品は以下のとおりです。
ハイドロカルチャー用土:ハイドロコーン
ハイドロカルチャー用土のおすすめは「ハイドロコーン」です。
「ハイドロボール」が有名ですが、コーンのほうがお安いため。
なお、粒のサイズは「小・中・大」があります。
小粒はかなり小さく洗うのも大変なため、鉢のサイズが小さいときでも、中粒を使うのがおすすめです。
ちなみに、今回の記事で使った用土は、ハイドロコーンの「中粒」です。
根腐れ防止剤:ミリオン
根腐れ防止剤のおすすめは「ミリオン」です。
秋田県の八沢木で採掘される「珪酸塩白土」から製造。
ハイドロカルチャーだけでなく、土植え時のミネラル補給にも使用可能です。
ただし使用する用土が、ネオコールや炭ボールといった「表面が多孔質セラミックスでライブが木炭の製品」であれば、水を汚さないので根ぐされ防止剤は不要。
水位計:Planterior 水位計
水位計は、ハイドロカルチャー専用のものを使用します。
「SUSTEE」や「セラミスインジケーター」などの水分計・水分チェッカーとはちがうので、注意してください。
おすすめは「Planterior 水位計」で、安くて使いやすい。
S・M・Lサイズがあるので、鉢の大きさに合わせたものを使いましょう。
ちなみに、今回の記事で使った水位計は「Mサイズ」です。
肥料:ハイポニカ液体肥料
ハイドロカルチャー(水耕栽培)の観葉植物におすすめの肥料は、「ハイポニカ液体肥料」です。
水耕栽培・土栽培のどちらにも使用可能。
A液とB液を、同時に水で500倍に薄めて使います。
大量に液肥をつくることができるので、コスパも良し。
植物の生長に必要な成分が、次のようにバランスよく配合されています。
栄養補給が必須のハイドロカルチャーには、ピッタリの液肥です。
ハイドロカルチャーで観葉植物を育てるうえでの問題点と解決法
次に、ハイドロカルチャーで観葉植物を育てるうえでの問題点と解決法をご紹介します。
ハイドロカルチャーの問題点と解決法①:葉が枯れる
ハイドロカルチャーの観葉植物の葉が枯れてきたときは、枯れた部分をハサミで切り落とします。
そして次のような原因が考えられるため、それぞれの解決法を試してみましょう。
- 乾燥に弱い品種である
→霧吹きで、毎日葉水を与える - 根腐れしている
→植え替えして、腐った根を切り、用土を交換する
ハイドロカルチャーの問題点と解決法②:根腐れする
ハイドロカルチャーの観葉植物の調子が悪い(葉が下を向いている、全体的にしおれている など)ときは、根腐れしている可能性が。
植え替えを行い、腐った根を切り、用土を交換しましょう。
根腐れは次のような原因が考えられるため、再発させないようにしてください。
◆「ハイドロカルチャーの植え替え手順」についてくわしくは、こちらの記事でご紹介しています。
・記事「【ハイドロカルチャーの観葉植物】植え替え方法を解説!」
ハイドロカルチャーの問題点と解決法③:根やハイドロカルチャー用土にカビがはえる
根やハイドロカルチャー用土にカビがはえたときは、まずカビの部分を取りのぞきます。
根ならハサミで切り取る。
ハイドロカルチャー用土は水洗いして、取りのぞけないときは廃棄してください。
そして次のような原因が考えられるため、それぞれの解決法を試してみましょう。
- 風通しが悪い
→部屋の窓をあける、換気扇を回す - 水の量が多い
→季節にあわせた、適切な量・間隔で水やりする(くわしくは前述) - 根腐れしている
→植え替えして、腐った根を切り、用土を交換する
「ハイドロカルチャーの観葉植物」についての疑問にお答えします
記事の最後に、「ハイドロカルチャーの観葉植物」についての疑問にお答えします。
〈疑問①〉ハイドロカルチャー向きな観葉植物はどれ?
ハイドロカルチャー向きなのは、”日あたりが少なくても育つ”観葉植物です。
これは、ハイドロカルチャーを直射日光にあてると次のようなデメリットが起こるので、日なたでの育成はおすすめできないため。
- 鉢内の温度が上がりやすいため、水の温度も上がり根が傷む
- ガラスなど透明な容器では、日光がとどくため根が傷んでしまう
- ガラスなど透明な容器では、藻やコケが発生して鉢内を汚してしまう
そのため、たとえばアガベのような「日あたりの良い場所が好きな観葉植物」は、ハイドロカルチャーには向きません。
こういった「耐陰性がない植物」は、土植えで育てましょう。
〈疑問②〉ハイドロカルチャーならサボテンと観葉植物の寄植えが可能なの?
ハイドロカルチャーなら、サボテンと観葉植物の寄植えが可能です。
サボテンと観葉植物の寄植えは土植えでは難しく、それは「使用する土の保水性や水やりの頻度」が違うため。
育つ環境がちがうということです。
ではなぜ「ハイドロカルチャーで可能か」というと、「発泡煉石」の特徴によるもの。
容器内の水の量は鉢の高さの1/5ほどですが、残りの部分は「発泡煉石」が底の水を吸い上げています。
すると底に近いほど水分量が多く、表面に近いほど水分量が少ないように。
この水分量(水分分布)はつねに一定なので、植物は好みの水分量の高さに根をのばして生長できるのです。
- 観葉植物:水が好きなので、底まで根をのばす
- サボテン:乾燥が好きなので、地表近くで根をのばす
ぜひ「耐陰性のあるサボテン・観葉植物」で寄植えをつくってみてください。
まとめ:ハイドロカルチャーの育て方のルールを知り、元気な観葉植物を育てましょう
この記事では、ハイドロカルチャー(水耕栽培)の観葉植物のおすすめ品種や育て方、メリット・デメリット、必要道具なども解説しました。
ぜひ記事を参考に、ハイドロカルチャーの育て方のルールを知り、元気な観葉植物を育てましょう。
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◆「暮らしに癒しが欲しい!」というときは、記事「おすすめ”花の定期便”を紹介」で”花のサブスクのおすすめサービス”をご紹介しています。
参考文献
この記事では、下記の書籍を参考にさせて頂いております。
- 書籍 三浦 基彰・著『土いらずのガーデニング ハイドロカルチャー』ブティック社
- 書籍 大林 修一・著『決定版 失敗しない観葉植物』講談社
- 書籍 金子 明人・著『はじめての園芸入門』講談社