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観葉植物をセラミスで育てるメリットとは?土植えからの植え替え手順や水やり方法も解説します

観葉植物・育て方

セラミスという用土があるって聞いたけど、ふつうの土とどうちがうの?使うとどんなメリットがあるの?

こういった疑問を持つ方に向けた記事です。
じつは「セラミス」には、さまざまなメリットがありますが、独特の使い方を覚える必要もあるんです。

そこでこの記事では、観葉植物をセラミスで育てるメリットや土植えからの植え替え手順、水やり方法なども解説します。

「土植えとはちがう方法で、観葉植物を元気に育てたい!」というときは、ぜひご覧ください。

◆「観葉植物を買いたい!」という方には、こちらの記事でおすすめの通販サイトをご紹介しています。
・記事「観葉植物のおすすめ通販サイト!「おしゃれ・大型・安い・多種類」の人気オンラインショップが登場

観葉植物をセラミスで育てるメリットとは?

まずは、観葉植物をセラミスで育てるメリットや、セラミスの基本情報をご紹介します。

セラミス(セラミスグラニュー)とは?

セラミス(セラミスグラニュー)とは、ドイツ生まれの室内園芸用の栽培用土
顆粒状で無菌・無臭な点が特徴です。

セラミス(セラミスグラニュー)

ドイツのヴェスターヴェルト(Westerwald)で採掘された粘土を、特別なプロセスを経て多孔質にし、約1000度で燃焼してつくります(セラミス公式サイトより)。

粘土に含まれる鉄分が酸化するため、染料を加えなくても「赤茶色」である点も特徴です。

観葉植物をセラミスで育てるメリット

観葉植物をセラミスで育てることには、次のようなメリットがあります。

観葉植物をセラミスで育てるメリット
  1. 土を使わないから清潔で、土植えよりも害虫が発生しづらい
  2. ハイドロコーンよりも根を傷めにくいため、育ちやすい
  3. 乾いた状態がわかりやすいので、水やりのタイミングがつかみやすい

セラミスグラニューとハイドロコーン(ハイドロボール・レカトン)との違い

セラミスグラニューと似た用土に、ハイドロコーン(ハイドロボール・レカトンなどの「発泡煉石はっぽうれんせき」)があります。

ハイドロコーン

どちらもハイドロカルチャー(水耕栽培)に使われますが、次のようなに違います。

セラミスハイドロコーン
生成方法ヴェスターヴェルトで採掘された粘土を、特別なプロセスを経て多孔質にし約1000度で燃焼させたもの粒状の粘土を約1200度の高温で発泡焼成したもの
粒のカタチバラバラ球状
粒の大きさ1種類のみ(小サイズ)3種類ある(大・中・小)
使える容器次のどちらも使える
・底に穴のあいた鉢
・底に穴のあいていない鉢
底に穴のあいていない鉢
水やり方法・底に穴のあいた鉢
 →土植えと同様に、全体に水やりする
・底に穴のあいていない鉢
 →容器ひたひたまで水を入れ、5分ほどしたら水をすべて捨てる
鉢の1/5くらいまで水やりする
保水性高いふつう
セラミス(左)とハイドロコーン(右)

◆「ハイドロコーンの特徴」についてくわしくは、こちらの記事でご紹介しています。
・記事「【ハイドロカルチャーの観葉植物】おすすめ品種や育て方を解説

土植えの観葉植物をセラミスで植え替えする手順

次に、土植えの観葉植物をセラミスで植え替えする手順のご紹介です。

観葉植物をセラミスで植え替えで準備する道具

観葉植物をセラミスで植え替えするときに準備する道具は、次のとおりです。

  1. 鉢 ※1
  2. 鉢底ネット ※2
  3. 土入れ
  4. 小さめのバケツ
  5. セラミス
  6. 割りばし
    (鉢底に穴がない容器のときは、ミリオンなど「根腐れ防止剤」も)

※1:鉢底に穴がない容器・穴がある容器どちらでもOK
※2:鉢底に穴がある容器のときは不要です

観葉植物をセラミスで植え替えする手順

観葉植物をセラミスで植え替えする手順は、以下のとおりです。

植え替え手順①:セラミスを洗う(鉢底に穴がない容器の場合のみ)

鉢底に穴がない容器の場合だけ行います。
穴がある容器なら、この汚れは水やりで流せるため不要です。

植え替え手順②:鉢底ネットをしき、鉢底石を敷く

鉢が2~3号と小さいなら、鉢底石は不要です。
鉢底に穴がない容器のときは、ミリオンなど「根腐れ防止剤」をうっすらと、底一面に敷きます。

植え替え手順③:鉢の1/3ほどセラミスを入れる

植え替え手順④:ポットから苗を出し、軽く土を落とす

苗を引っ張ると傷むので、全体を逆さにしてポットを引き抜きます。

根についた土を軽く落とします。
特に、根の上下についた土は落としましょう。

植え替え手順⑤:苗を植え付け、セラミスを入れる

割りばしでセラミスを挿して、すき間をなくします。

植え替え手順⑥:水やりをして完成

底から水が流れ出るほどの水やりを3回ほどくり返す。

これで完成です。

一度使ったセラミスを再利用する方法

セラミスは、何度でもくり返して使うことが出来ます。

一度使ったセラミスを再利用する方法は、次のとおりです。

  1. 新聞紙に使用済みセラミスを広げて、根や葉などのゴミを取り除く
  2. ゴミを取り除いたセラミスを水洗いする
  3. 室内の日あたりのいい場所でセラミスを干す
  4. 完全に乾いたら、次に使うときまで袋で保管する

セラミスで植えた観葉植物への水やり方法

次は、セラミスで植えた観葉植物への水やり方法のご紹介です。

水やり方法①:底に穴があいた鉢を使っている場合

底に穴があいた鉢を使っている場合は、土植えのときのように全体に水やりします。
一箇所だけではなく、全体に水がしみこむように、全体に水をかけてください。

◆「水やりの方法」は、こちらの記事でご紹介しています。
・記事「観葉植物の水やりにおすすめの道具はコチラ!水やり方法も紹介

水やり方法②:底に穴があいていない鉢を使っている場合

底に穴があいていない鉢を使っている場合は、次の手順で水やりします。

  1. セラミスの全体がつかるまで水やりする
  2. そのまま5分放置する
  3. 鉢をかたむけ、セラミスをおさえて、鉢内の水をすべて捨てる

水やり方法③:水やりするタイミングを知る手順

水やりするタイミングを知る手順は次のとおりです。

セラミスの表面が乾いたら、指先でセラミスを1cmほど掘って、そこも乾いていたら水やりする

セラミス植えの観葉植物を育てるときの注意点

記事の最後に、セラミス植えの観葉植物を育てるときの注意点をご紹介します。

セラミス植えはハイドロカルチャー(水耕栽培)なの?

一般的なセラミス植えは、根に土がついたまま植え替えます。
そのため厳密にいうと、根の土をすべて洗い落とすハイドロコーンなどのハイドロカルチャー(水耕栽培)とは少し違うと考えます。

ハイドロカルチャーで使う水位計は必要?

セラミス植えの観葉植物には、水位計は必要ありません。
これは、鉢底に穴のない容器でも「水を吸わせて、すべて捨てる」という方法を行うため。

水位計とは、ハイドロカルチャー(水耕栽培)で「陶器など中が見えない容器」のときに、水の量を確認するために使う道具。

水位計

ただし、「セラミスが乾いたかどうか、水やりをしていいかのタイミングがわからない」というときは、水やりチェッカーの「サスティー」を使うことをおすすめします。

しゅう
しゅう

セラミスブランド純正の「セラミスインジケーター」もありますが、高いし、サスティーのように「リフィル交換」ができないので、おすすめしません。

しゅう
しゅう

ちなみに「サスティー」は、鉢内の水位を確認するものではなく、「どれだけ乾いているか」を確認できる道具です。

鉢内に水は貯めない方法がおすすめ

セラミスブランドの公式サイトや、セラミスの袋には「(鉢底に穴のない容器で)容器や鉢の1/4弱の水を与えてください」と記載されています。

ですが、ガラスなど中が見える容器ならまだしも、陶器など中が見えない容器では量の判断ができません。
水の量が多いと、次項でご紹介するように「カビ」が生えることも。

しゅう
しゅう

ですので僕は、鉢底に穴のないセラミスの水やりには「水を吸わせて全部捨てる方法」をおすすめしています。

ほとんどの観葉植物は、鉢内が加湿になることをキライます。
できるだけ鉢内に水は貯めないようにしましょう。

セラミス植えの観葉植物に使う肥料は「液体肥料」

セラミス植えの観葉植物に使う肥料は「液体肥料」です。
固形肥料だと、根について「肥料焼け」を起こすこともあるので気をつけてください。

そして、セラミス植えの観葉植物におすすめの肥料は、「ハイポニカ液体肥料」です。

水耕栽培でのおすすめ肥料はハイポニカ液体肥料

A液とB液を、同時に水で500倍に薄めて使います
大量に液肥をつくることができるので、コスパも良し

植物の生長に必要な成分が、次のようにバランスよく配合されています。

ハイポニカ液体肥料の成分量(%)
  • A液:窒素全量1.0、内硝酸性窒素1.0、水溶性リン酸3.8、水溶性加里5.5、水溶性苦土1.0、水溶性マンガン0.027、水溶性ほう素0.055
  • B液:硝酸性窒素3.0、水溶性加里3.9

栄養補給が必須のハイドロカルチャーには、ピッタリの液肥です。

セラミスにカビが生えたときの対処方法

セラミスは保水力が高いため、水やりの量が多いと「カビ」が生えることも。

カビが生えたセラミスは、台所用漂白剤や薄めた酢などにつけておく方法があります。
ただし漂白剤や酢をしっかり落とさないと、植物が枯れてしまうことに。

しゅう
しゅう

ですから個人的には、カビが生えた部分は捨てて、新しいセラミスを使うことをおすすめします。

ちなみに「白い胞子状のフワフワしたもの」はカビですが、セラミスの表面が白くなっているときは「液肥」や「カルキ」であることも。

「液肥」や「カルキ」なら、セラミスを長時間、水にひたしておけば落とせます。
その後、再利用しましょう。

まとめ:観葉植物をセラミスで育ててみよう

この記事では、観葉植物をセラミスで育てるメリットや土植えからの植え替え手順、水やり方法なども解説します。

土植えとはまた違った面白さがあります。
ぜひ記事を参考に、観葉植物をセラミスで育ててみましょう。

◆「ハイドロカルチャーの特徴と植え替えやおすすめ肥料」は、こちらの記事でご紹介しています。
・記事「【ハイドロカルチャーの観葉植物】おすすめ品種や育て方、メリット・デメリットも解説
・記事「【ハイドロカルチャーの観葉植物】植え替え方法を解説!
・記事「【ハイドロカルチャーの観葉植物】おすすめの肥料はこちら!

◆「育て方や増やし方、おすすめ品種など観葉植物情報全般」は、こちらの記事でまとめています。
・記事「【観葉植物まとめ】育て方のポイント、増やし方などすべて紹介

参考文献

この記事では、下記の書籍を参考にさせて頂いております。

  • 書籍 三浦 基彰・著『土いらずのガーデニング ハイドロカルチャー』ブティック社
  • 書籍 大林 修一・著『決定版 失敗しない観葉植物』講談社
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