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観葉植物の植え替え時期はいつ?植え替えのサインや冬の対応も紹介します

観葉植物の育て方

観葉植物の鉢底から根っこが出てきた…。したいけど、いつやってもいいの?植え替えに適した時期はあるの?

こういった疑問をお持ちの方はいませんか?

「観葉植物には、植え替えが必要」とは知っていても、最適な時期まで知っている方は多くはないですよね。

そこでこの記事では、観葉植物の植え替えに最適な時期はいつなのか、植え替えのサイン、冬の対応などをご紹介していきます。

「植え替えに最適な時期を知って、観葉植物を元気に育てたい!」というときには、ぜひご覧ください。

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観葉植物の植え替えに最適な時期はいつ?

まずは、観葉植物の植え替えに最適な時期はいつなのかをご紹介します。

観葉植物の植え替えには”真夏を除く5~9月”が最適

観葉植物の植え替えに最適な時期は、”真夏を除く5~9月”です。

5~9月とは、多くの観葉植物がグングン伸びる生長期
植え替えは、植物にとって”多大なストレスを受ける”作業ですが、生長期であれば根づきも良くなります。

ただし真夏の高温時には、観葉植物も弱りがち。
真夏に植え替えをすると枯れてしまうこともあるので、避けましょう。

しゅう
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「植え替えに適した時期かどうか」は、観葉植物を育てている場所の温度が20℃~30℃ほどあるかどうかで判断してください。

”最適な時期”以外では観葉植物の植え替えはできない?

最適な時期(真夏を除く5~9月)以外では、観葉植物の植え替えは行わないことをおすすめします。
それは最悪の場合、枯れてしまうこともあるため。

ただし、応急処置として「根をくずさずに植え替える」という方法もあります。
やり方は次のとおり。

  1. 鉢からそっと抜く
  2. 鉢底についた鉢底石をそっと取り除く
  3. ひとまわり大きな鉢を用意し、鉢底石を敷き、新しい培養土を入れる
  4. 根をくずさないように新しい鉢に入れ、根のまわりに新しい培養土を詰める
  5. 通常の植え替えと同じように、水やり→日陰で管理する
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この「根をくずさずに植え替える方法」なら、植え替えのダメージが最小になります。とはいえ、根が巻き付いたままで、植物の生長に最適とはいえません。あくまで応急処置と考えましょう。

冬でも”室温が高め”なら植え替えもOK

「植え替えができるかどうか」は、室内の温度が20℃~30℃ほどあるかどうかで判断可能
ですから北海道の暖かい家など、冬でも”室温が高め”なら植え替えもOKです。

ただし、「日中は暖かいけれど、夜は暖房を切るから10℃以下になる」というときは、植え替えを避けるべき
「室内の最低温度がどのくらいあるのか」で、植え替えできるかどうか判断しましょう。

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また、温度が低いと観葉植物は生長しません。「生長が止まっているときは植え替えしない」と考えても良いですね。

観葉植物にこんな”サイン”が出たら植え替えを!

次に、植え替えを行うべき観葉植物のサインをご紹介します。

「土に水がしみ込まない」などのサインが出た観葉植物は植え替えを!

次のような場合は、観葉植物の植え替えを行うべきサインです。

  • 水やりをしても、水が土にしみ込んでいかない
  • 鉢の底にある穴から、根が出ている
  • 株が大きくなりすぎて、倒れてしまう
  • 下側にある葉が黄色くなっている
  • 茎が垂れる
  • 株を買ってから、2年以上植え替えをしていない

なお「株」とは、観葉植物自体のことを指します。

観葉植物の植え替えを行うタイミングと頻度

観葉植物の植え替えを行うタイミングは、大きく次の3つです。

  1. 購入時に「底に穴がある鉢」+「ポリポット」に入っているとき
  2. 購入時に葉先が枯れているとき
  3. 生長して植物が大きくなったとき

また、観葉植物の植え替えの頻度は、だいたい1~2年に一度が目安
ですから、観葉植物を購入して2年間以上植え替えていないと、鉢内で根がいっぱいに育っている可能性大。

購入して2年経ったら、植え替えを行ってみましょう。

観葉植物の植え替え基本情報

次に、”観葉植物の植え替え”の基本情報をご紹介します。

◆「観葉植物の植え替え全般」についてくわしくは、こちらの記事で解説しています。
・記事「【観葉植物の植え替え】やり方とポイントをわかりやすく解説!

植え替えとは?

植え替えとは、古い土を落として傷んだ根を取り除き、新しい土を使って植えつける作業です。
おもに、鉢のなかで根が育ちすぎた場合などに行います。

植え替えは、観葉植物を元気にに育てるために必須の作業。
ぜひ「植え替え正しいやり方」を知っておきましょう。

なお、植え替えのなかでも、トレーなどで種から育てた苗を、ポットに植え替えることは「鉢上げ」と言います。

観葉植物の植え替えが必要な理由

観葉植物の植え替えが必要な理由は次のとおりです。

  1. 植物が生長することで、鉢が小さくなるため
  2. 土の養分がなくなるため
  3. 土が粉状になって、水はけや通気性が悪くなるため

各理由についてくわしくは、以下でご紹介します。

理由1:植物が生長することで、鉢が小さくなるため

多くの観葉植物は生育が旺盛おうせいですので、茎や葉がどんどん大きくなっていきます。
茎や葉などの「地上部」が生長するということは、同じだけ「地下部」、つまり根っこも生長しているということ

根が生長すると、だんだん鉢が小さくなり、窮屈きゅうくつな状態になります。
この状態を「根詰ねづまり」といい、水がまともに吸えません

根が生長して「根詰まり」になった状態

そこで植え替えによって、鉢を大きくして、根が生長するスペースを作るのです。

◆「根詰まり」すると、葉先が枯れることも。くわしくは、こちらの記事でご紹介しています。
・記事「観葉植物の葉先が枯れるのはなぜ?原因と対策、枯れた葉先の対処法を紹介

理由2:土の養分がなくなるため

土には微量ながら養分が含まれており、水やり時に水分に溶け出して、根から吸収されます。

ですが、長く育てていると、土に含まれる養分もなくなってしまいます。
すると植物がもらえる養分が減って、元気がなくなることに。

植え替え時には、必ず新しい土を使って、植物に養分を与えてあげましょう。

理由3:土が粉状になって、水はけや通気性が悪くなるため

観葉植物の理想的な土は、団粒構造だんりゅうこうぞう」の土です。
「団粒構造」とは下図のように、小さな粒子が適度な大きさで固まった状態

団粒と団粒のあいだには「すき間」があるため、水や空気が通りやすく、「排水性・通気性」が良くなります。

ですが、くり返し水やりをしていると、最初は「団粒構造」であった土も、だんだんくずれて粉状の「単粒構造たんりゅうこうぞう」となってしまいます。
こちらは「すき間」がないため、水も空気も通りにくく、排水性・通気性」が悪くなります

そこで団粒構造の新しい土を使って、「排水性・通気性」を持たせるようにします。

◆「団粒構造や土について」は、こちらの記事でくわしくご紹介しています。
・記事「観葉植物におすすめの土を紹介!「団粒構造」の特徴や理想的な土の条件も解説

観葉植物の植え替えに必要な道具

「植え替え」に必要な道具は、次のとおり。

植え替えに必要なもの
  1. サイズに適した大きさの鉢
  2. 専用の培養土
  3. 鉢底石
  4. 割り箸
  5. スコップ
  6. 鉢底ネット
  7. 芽切りハサミ(園芸ハサミ)

そのほかゴム手袋や軍手、新聞紙などがあると、手や周りを汚さないで済みます。

◆「鉢・鉢カバー、培養土、鉢底石、園芸ハサミのおすすめと選び方」は、こちらの記事でご紹介しています。
・記事「観葉植物のおしゃれな鉢のおすすめを紹介!種類や選び方も解説
・記事「観葉植物のおしゃれな鉢カバーのおすすめを紹介!選び方も紹介
・記事「観葉植物におすすめの土を紹介!「団粒構造」の特徴や選び方も解説
・記事「観葉植物に鉢底石(ゴロ石)はなぜ必要なの?使う量や選び方、代用品も紹介
・記事「ハサミの種類とおすすめ品を紹介!

◆「観葉植物を育てるときにそろえてほしい道具」は、こちらの記事でご紹介しています。
・記事「【観葉植物】室内で育てるときに必要なもの!

「観葉植物の植え替え時期」についての疑問にお答えします

記事の最後に、「観葉植物の植え替え時期」についての疑問にお答えします。

〈疑問①〉10月以降・冬に植え替えると観葉植物はどうなる?

観葉植物の植え替えに最適な時期は”真夏を除く5~9月”らしいけど、じゃあ10月以降や冬に植え替えると観葉植物はどうなるの?

10月以降や冬に植え替えると、最悪の場合、観葉植物は枯れてしまいます
これは寒い時期には「観葉植物の生長が止まる」ことが多く、植え替え後に根付かない(根っこが新しい土に伸びていかない)ため

また「根を触られる」というのは、植物にとっては大変なストレス。
寒い時期で元気がないところに、ストレスを与えられることで、枯れてしまうことも。

できるだけ、最適な時期に植え替えをしてあげましょう。

〈疑問②〉冬に購入した観葉植物が”根詰まり”していても、植え替えはできない?

冬に購入した観葉植物が”根詰まり”していて、全体的に元気がない…。こんなときでも植え替えはできないの?

こういったときには、前述した応急処置の「根をくずさずに植え替える」という方法を行いましょう。
やり方は次のとおり。

  1. 鉢からそっと抜く
  2. 鉢底についた鉢底石をそっと取り除く
  3. ひとまわり大きな鉢を用意し、鉢底石を敷き、新しい培養土を入れる
  4. 根をくずさないように新しい鉢に入れ、根のまわりに新しい培養土を詰める
  5. 通常の植え替えと同じように、水やり→日陰で管理する
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できるだけ部屋の温度を高く保つと、植え替え後に根づきやすくなりますよ。

まとめ:植え替えは最適な時期に行って、観葉植物を元気に育てましょう

この記事では、観葉植物の植え替えに最適な時期はいつなのか、植え替えのサイン、冬の対応などをご紹介してきました。

ぜひ記事を参考に、植え替えは最適な時期に行って、観葉植物を元気に育てましょう。

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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◆「観葉植物の情報全般」は、記事「観葉植物まとめ」にまとめています。

参考文献

この記事では、下記の書籍を参考にさせて頂いております。

  • 書籍 上田 善弘・著『園芸「コツ」の科学』講談社
  • 書籍 小笠原 亮・監修『覚えたい 観葉植物のテクニック』NHK出版
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