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観葉植物の植え替えのやり方を解説!必要なケースやポイント・実例など紹介します

観葉植物の植え替えのやり方を解説!必要なケースやポイント・実例など紹介します 育て方

観葉植物を育てるうえで、欠かせない作業の「植え替え」

ですが手間と時間がかかり、知識も必要なため、

やらなきゃと思うけど、どうやったらいいのかわからない…

という方も多いのではないでしょうか?

そこでこの記事では、観葉植物の植え替えのやり方について、基本情報や注意するポイント、Q&Aにもお答えしていきます。

「観葉植物がずいぶん大きく育ったから、植え替えが必要かな…」というときは、ぜひご覧ください。

◆植物が持つ「幸福度・生産性が高まる、空気を清浄化する」などのメリットは、こちらの記事でご紹介しています。
・記事「部屋で観葉植物を育てるメリットとは?

◆「観葉植物の鉢・鉢カバーの選び方とおすすめ品」は、こちらの記事でご紹介しています。
・記事「観葉植物のおしゃれな鉢と鉢カバーのおすすめを紹介!

観葉植物の植え替えの基礎知識

まずは観葉植物の「植え替え」について、基礎知識をご紹介します。

植え替えとは?

植え替えとは、古い用土を落として傷んだ根を取り除き、新しい用土で植えつける作業です。

植え替えが必要となる2つのケース

そして植え替えが必要となるケースは、おもに次の2点となります。

【ケース1】購入した苗がビニールポットに植えられていたとき

【ケース1】購入した苗がビニールポットに植えられていたとき

購入した苗がビニールポット(ポリポット)に植えられていたときは、できるだけ早いうちに植え替えを行いましょう。

ビニールポットはサイズが小さくなっていることが多く、そのまま育てると根が傷むことも。
そこで、ポットよりワンサイズ大きい、お気に入りの鉢に植え替えましょう。

【ケース2】成長して植物が大きくなったとき

【ケース2】成長して植物が大きくなったとき

成長して植物が大きくなったときにも、植え替えを行います。

根が成長して鉢の中でいっぱいになると、水を十分に吸い上げられません。
すると土の中の酸素が不足し、水はけも悪くなるので、植物の元気がなくなってしまいます

また鉢の土が古くなると、土に含まれる養分のバランスが崩れたり、根詰まりの原因になることも。

小さい鉢なら1年に一度大きい鉢なら2~3年に一度植え替えをすることで、より丈夫な株に育てることができます。

成長した植物の「植え替え」をするべきタイミング

次のような場合は、成長した植物の植え替えをするタイミングです。

  • 水やりをしても、水が土にしみ込んでいかない
  • 鉢の底にある穴から、根が出ている
  • 株が大きくなりすぎて、倒れてしまう
  • 下側にある葉が黄色くなっている
  • 茎が垂れる
  • 株を買ってから、2年以上植え替えをしていない

どれかひとつでもあてはまる場合は、今回の記事を参考に植え替えを行ってみましょう。

「植え替え」に必要な道具

「植え替え」に必要な道具は、次のとおりです。

植え替えに必要なもの
  1. サイズに適した大きさの鉢
  2. 専用の培養土
  3. 鉢底石
  4. 割り箸
  5. スコップ
  6. 鉢底ネット
  7. 芽切りハサミ(園芸ハサミ)

そのほかゴム手袋や軍手、新聞紙などがあると、手や周りを汚さないで済みます。

植え替えができないときは「増し土」を

どうしても植え替えができないときは、を行いましょう。

増し土とは、鉢の大きさを維持しつつ、土の養分を補う方法で、次のように行います。

  1. 根を傷めないようにしながら、鉢の土を表面から5センチほどを取り除く
  2. 新しい用土を入れる

植え替えほどの手間はかからず、土の中の不足した養分を補うことができます。

ただし増し土は、あくまでも応急処置
根がのびて、鉢の中でいっぱいになる「根づまり」には対応できません。

いずれは植え替えが必要になります。

【観葉植物の植え替えのやり方②】失敗しない5つのポイント

植え替えをする際には、次の5つのポイントに気をつけてください。

このポイントを守らないと、植え替え後に植物の元気が出ないこともあります。
よく確認して行ってみましょう。

【ポイント1】植え替えにむいた時期に行う

一年のなかで植え替えにむいた時期は、春~秋の間です。

具体的には、5月~9月の成長期に行います。
とくに5月下旬から6月に植え替えると、その後の生育が順調になります。

【ポイント2】新しい土を使う

植え替え時は、新しい土を使います。

ほかの植物で使った古い土では、土に含まれる養分が失われていることがあります。
また「団粒構造」が崩れて、粒が細かくなるなど、劣化していることも。

そして「庭の土」を使うことも避けましょう。
観葉植物には適さない性質であったり、病気や虫の卵が紛れている可能性が高いです。

市販の専用培養土でよいので、必ず新しい土を用意しましょう。

ちなみに「観葉植物の土」と「花の土」のちがいは、こちらの記事でご紹介しています。

【ポイント3】ひと回りかふた回り大きな鉢を使う

植え替えをするときは、いま植えている鉢よりも、ひと回りかふた回り大きな鉢を使います。
それ以上大きな鉢では、土に水分がたまりすぎ、根の張りが悪くなります。

ちなみに、鉢の号数は3センチ刻みで、下表のようなサイズです。
「ひと回りかふた回り」とは、このサイズが1~2号大きいものということになります。

直径容量
3号9cm0.35L
4号12cm0.65L
5号15cm1.4L
6号18cm2.3L
7号21cm3.6L
8号24cm5.3L
9号27cm8L
10号30cm8.7L
11号33cm10L
12号36cm14.5L

【ポイント4】作業は日かげで行い、根を乾燥させないように

根が乾燥すると傷んでしまい、植え替えても元気がなくなってしまいます。
そのため作業は日かげで行い、根を乾燥させないようにします。

また、根鉢をくずした状態のまま放置せず、すぐに植え替えを行いましょう。

【ポイント5】植え替え後の1ヶ月ほどは適切な管理を

どれだけていねいに作業をしても、植え替え後は植物が弱っています
そのため、植え替え後の1ヶ月ほどは適切な管理を行いましょう。

まずは、たとえ直射日光を好む品種であっても、風通しのよい半日かげで育てます。
まだ根が十分に水を吸えないため、日なたで育てると、いくら土に水分があっても、植物は水不足になってしまいます。

また同じ理由で、水をあげる頻度も減らしてください。
いつもと同じように水やりすると、根が水を吸えないため、過湿気味に。

このとき土を乾燥気味にすると、水分を求めて根がよく育つので、植物が元気になります。

1ヶ月ほどすると、芽が出たり葉が元気になるなど、植物がいつもの状態にもどります。
そうしたら、その品種が好む場所に移して、通常どおりの管理を行ってください。

【観葉植物の植え替えのやり方③】実例で方法を解説

ここでは、観葉植物の「植え替え方法」を、実例を見てもらいながら解説していきます。
植え替えも目的によって方法が変わるため、2つの目的別にご紹介します。

【目的1:大きく育てる】パキラの植え替えの仕方【実例紹介】

【目的1:大きく育てる】パキラの植え替えの仕方【実例紹介】

まずは、大きく育てるための植え替えの仕方です。
ミニ観葉のパキラを使ってご紹介します。

①鉢から株を抜く

①鉢から株を抜く

まずは作業がしやすいように、前日から水やりは控えます。

そして鉢から株を抜きます。
抜きにくい場合には、鉢のふちを叩きながら抜いてください。

鉢底から根が出ている場合は、ハサミで根を切ります

②古土を落とす

②古土を落とす

手で軽く古土を落として根を少し崩します
このとき、根を傷つけないように注意してください。

古土は完全に落とす必要はありません。
軽く手で触れて、落とせるくらいで大丈夫。

また、傷んでいる根は切り落としましょう。

③新しい鉢に土を敷く

③新しい鉢に土を敷く

ひと回り大きい新しい鉢に、鉢底ネットを敷きます。
そして新しい専用培養土を1/5ほど敷きつめてください。
(5号鉢以上の場合は、鉢底石を敷きます)

④すき間に土を入れ植物を固定する

④すき間に土を入れ株を固定する

底に敷いた土の上に、植物をのせます。

そして、すき間に培養土を入れていきます。
さらに、植物のまわりを割り箸で軽く挿していくことで、しっかり土を行き渡らせます。

培養土は鉢のふちから1~2センチほど下まで入れます。
(これが「ウォータースペース」です)

⑤水を与え、半日かげで管理する

⑤水を与え、半日かげで管理する

鉢底から水が流れるまで、たっぷり水を与えます。

大きい株で、ぐらつく場合には支柱を立て固定しましょう。
その後、風通しのよい半日かげで管理します。

◆パキラの育て方は、こちらの記事でくわしくご紹介しています。

【目的2:同じ大きさで育てる】モンステラの植え替え方法

次は、同じ大きさで育てるための植え替え方法です。

ここでは、モンステラを株分けして、同じ鉢に植え替える方法をご説明します。

①鉢から株を抜く

作業がしやすいように、前日から水やりは控えます。鉢から株を抜きます。

抜きにくい場合には、鉢のふちを叩きながら抜いてください。

②株を切り分ける

よく切れる園芸用のハサミで、株を2~3つに切り分けます。

③下葉や古根を切り取る

切り分けたそれぞれの株の下葉や古根を切り取ります。

④株を植える

古土は捨てて、新しい培養土を1/5入れた鉢に、それぞれの株を植えます。

根と根のすきまに、新しい土を入れ、植物を固定します。

⑤水を与え、半日かげで管理する

鉢底からたっぷり水が流れるまで、水を与えます。

風通しのよい半日かげで管理します。

より小さいサイズに植え替える場合

より小さいサイズに植え替えるのは、生育がよくない場合の対応です。

過湿状態や根づまり気味のまま放っておくと、根腐れを起こします。
すると健全な根も傷んでしまいます。

根腐れを起こした株を元気にするには、傷んだ根を切り取るしかありません。
植え替える際に、健全な根だけを残して切りましょう。

葉も少し切り落とし、残った健全な根の量に合わせた鉢を用意し、植え付けます。

ハイドロカルチャー・カラーサンドの植え替えの仕方

土のかわりに、発泡煉石(はっぽうれんせき)を使用するハイドロカルチャー。

管理がカンタンで、キッチンなどにも置けて人気ですね。
ここでは、ハイドロカルチャーとカラーサンドの植え替えの仕方をご紹介します。

ハイドロカルチャーの植え替え

ハイドロカルチャーの植え替え

ハイドロカルチャーの観葉植物も成長しますので、一年に一回は植え替えましょう。

4月下旬から7月が最適ですが、株の具合が悪いなど緊急を要する場合は、真冬以外ならいつでもできます。
その手順は次の通りです。

  1. 根を傷めないように、ていねいに器から株を抜き出す
  2. 根をほぐして、発泡煉石を落とす
  3. 長く伸びすぎた根は短く切り、黒くなった古根は取り除く
  4. 根を整理した分、葉の数も整理する。傷んだ茎や葉も切る
  5. 器と発泡煉石をよく水洗いする
  6. イオン交換樹脂栄養剤を器の底に薄く敷きつめる
  7. 発泡煉石の大粒を、器の1/5ほど敷きつめる
  8. 発泡煉石の中粒を、器の半分まで入れる
  9. 根を広げるようにして植物をおき、中粒で植えつける
  10. 根の間にも発泡煉石が行き渡るように、割り箸でついてすき間をうめる
  11. 器の深さの1/5まで水を入れて完成!

1週間ほどは、葉にスプレーして水分を補給します。
また、水の汚れを防ぐ珪酸塩白土は、半年ごとに補充しましょう。

土植えの観葉植物をハイドロカルチャーに植え替える

土植えの観葉植物を、ハイドロカルチャーに植え替えることもできます。

ここで失敗しないための植え替えのコツは、次の2点。

  • 土を落として、キレイに洗い流す
  • 根を痛めないよう、ていねいにあつかう

植え替えを行う時期は、やはり5~9月ごろです。

土植えの観葉植物を、ハイドロカルチャーに植え替える手順は次のとおり。

  1. 土植えの株から鉢をはずす
  2. 割り箸でほぐすように土を落とし、長すぎる根は切る
  3. 根を水に入れて土を落とす。何度か水を替えて、土をキレイに洗い流す
  4. イオン交換樹脂栄養剤を器の底に薄く敷きつめる
  5. 発泡煉石の大粒を、器の1/5ほど敷きつめる
  6. 発泡煉石の中粒を、器の半分まで入れる
  7. 根を広げるようにして植物をおき、中粒で植えつける
  8. 根の間にも発泡煉石が行き渡るように、割り箸でついてすき間をうめる
  9. 器の深さの1/5まで水を入れて完成!

1週間ほどは、葉にスプレーして水分を補給します。
あとは直射日光のあたらない、明るい室内において育てます。

1ヶ月ほどで新しい根がのびそろって、順調に育ちますよ。

カラーサンドへの植え替え

カラーサンドへの植え替え
出典:Amazon

カラーサンドとは、珪酸塩白土を砂状にしてカラフルに着色したものです。

ガラスの器にカラフルな模様を描くことができます。 
器を斜めにして何層か入れると斜めの模様に、波模様やカーブを描くことも。 

植え替え方法や管理はハイドロカルチャーと同じです。

ハイドロカルチャーの管理に慣れてきたら、ぜひカラーサンドへの植え替えもチャレンジしてみてください。

【観葉植物の植え替えのやり方④】植え替えQ&A

最後に、観葉植物の植え替えについてのQ&Aをご覧ください。

植え替えに適した土の作り方は?

植え替えに適した土は、次のような配合で作ることができます。

  • 一般的な観葉植物:赤玉土小粒6割、腐葉土3割、堆肥1割
  • 乾燥を嫌う観葉植物:赤玉土小粒7割、腐葉土2割、堆肥1割
  • 多肉植物:赤玉土小粒6割、腐葉土3割、堆肥1割

ただし初心者の場合、土を作って、植え替えまでするのは大変です。

そこで市販の専用培養土を使いましょう。
あらかじめ堆肥も配合されていますので、そのまま植え替えに使用できます。

100均の観葉植物の植え替えで注意することは?

ダイソーなど100均の観葉植物でも、植え替えで注意することは同じです。

プラスチックの、サイズ小さめポットに植えられていますので、まずはちょうどいいサイズの鉢に植え替えましょう。

またずっと店内にいたので、少しずつ太陽の光に慣れさせることも大切。
いきなり直射日光にあてると、葉が焼けてしまうこともあります。

直射日光を好む品種でも、半日かげから徐々に慣らしていきましょう。

雨の日に植え替えを行ってもいい?

雨の日に植え替えを行っても、問題はありません

ネット上で見たところ「活着が悪くなる」などの意見があるようですが、そこまで気にする必要はありません。

植え替え時に天気で気にすることは、「日なたで作業を行わない」くらいです。
晴れた日なら、日かげで作業を行いましょう。

ちなみに私が以前働いていた育苗会社でも、種まきから育苗などのさまざまな作業を行っていましたが、「雨が降ったから作業をしない」という作業はありませんでした。
せめて水やりの量が減るくらいです。

植え替えは、最適な時期に行えば、天気は気にしなくてOKです。

業者が行う観葉植物の植え替えサービスはある?

プロの業者が行う、観葉植物の植え替えサービスもあります。

サイズの大きい鉢植えや、職場で育てている観葉植物などは、植え替えるのが大変ですよね。
そんなときはプロの業者が行う、植え替えサービスを利用しましょう。

こちらのサイトで、業者さんを検索することができますよ。

ほっとライン
くらしのマーケット

◆観葉植物の育て方全般でわからないことがあるときは、こちらの記事をご覧ください。
・記事「【観葉植物Q&A】育て方全般の疑問・わからないコトにお答えします

まとめ:正しい植え替えのやり方で、観葉植物を元気に

この記事では、観葉植物の植え替えのやり方について、基本情報や注意するポイント、Q&Aにもお答えしてきました。

正しく植え替えれば、あなたの植物はより元気に大きくなります。
ぜひ今回の記事を参考に、正しい植え替えを行ってみてください。

◆「インテリア向けのおすすめ品種と、観葉植物の育て方全般」は、こちらの記事でわかりやすく解説しています。
・記事「インテリア向けのおすすめ観葉植物を紹介!

◆おすすめの観葉植物を知りたい方には、こちらの記事がオススメです。
・記事「育てやすい観葉植物ランキング!
・記事「【室内で育てる観葉植物の種類・品種】株の大きさ・葉っぱのサイズごとに特徴をご紹介!

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