ガーデニング・観葉植物・園芸には欠かせない、水やり道具のジョウロ。
でも、
たくさん種類があるけれど、おすすめのジョウロはどれなの?
じょうろの使い方のコツはあるの?
などの疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、ガーデニング・観葉植物・園芸用のおしゃれで使いやすいじょうろのおすすめ品や選び方、使い方までご紹介します。
「おすすめのジョウロや使い方を知りたい」というときは、ぜひご覧ください。
【ガーデニング・観葉植物・園芸用】おしゃれで使いやすいおすすめじょうろを紹介!
まずは、ガーデニング・観葉植物・園芸用として、おしゃれで使いやすいじょうろのおすすめ品をご紹介します。
◆「水やりの方法やおすすめの水差し」については、こちらの記事をご覧ください。
・記事「観葉植物の水やりにおすすめの道具はコチラ!水やり方法も紹介」
・記事「観葉植物におすすめのおしゃれな水差しはコチラ!」
おすすめジョウロ①:トンボ ガーデン じょうろ(新輝合成)
おすすめジョウロの1つめは、新輝合成の「トンボ ガーデン じょうろ」です。
小学校などでもよく使われる、トンボじょうろの「丈夫さ」を引き継いたガーデンじょうろは、ノズルの元の部分が回転。
収納時に場所をとりません。
「水差し用ノズル」を使えば水差しとしても使えるので、初心者の方がまず購入するジョウロにもピッタリです。
おすすめジョウロ②:NANOジョロ(タカギ)
2つめのおすすめジョウロは、タカギの「NANOジョロ」です。
全体的にシンプルで、スッキリしたデザインもいいですね。
「NANOジョロ」のひとつめの特徴が、注水口にカバーがついている点。
水がこぼれにくく、ゴミも入りにくくなっています。
そして特徴の2つめは、底面に収納フックがついた点。
壁に引っ掛けられるので、収納もラクちんで、本体内に水も溜まりません。
おすすめジョウロ③:ハンディー・インドアカン(ホーズ)
おすすめジョウロの3つめは、ガーデニングの本場であるイギリスのメーカーHAWS(ホーズ)社の「ハンディー・インドアカン」です。
昔ながらの人気が高いデザインですが、本体はポリプロピレンで軽く、扱いやすくなっています。
ハス口は取り外して、本体にさしておくことが可能。
0.7リットルと少容量タイプですので、室内での観葉植物などへの水やりにもピッタリです。
ガーデニング・観葉植物・園芸用ジョーロが購入できるおすすめ通販サイト
次に、ガーデニング・観葉植物・園芸用のジョーロが購入できるおすすめ通販サイトのご紹介です。
Qoo10(キューテン)
世界最多の利用者を持つ、アメリカのグローバルEC企業「eBay(イーベイ)」が運営するのが、激安なショッピングサイト「Qoo10」です。
ファッション、食品、日用品のトレンドから定番まで多数の商品を取り扱っており、ガーデニング用品も多く揃えています。
「じょうろ」で検索して、「ガーデニング・DIY・工具」とクリックすると、348点もの商品から選ぶことができます(記事作成時)。
1日3回のタイムセールがあり、お得に購入できるのもウレシイですね。
DCMオンライン
ホーマックやカーマ、ケーヨーデイツーなどが傘下のDCMグループの公式通販サイトが「DCMオンライン」です。
ホームセンターで購入できる、園芸用品や花・観葉植物、野菜のタネ、農業資材などを販売。
そして最大の特徴は、オリジナルとなる「DCMブランド」商品を売っていること。
DCMブランドの製品は品質が高く、値段が安いのでおすすめです。
ブリキ調から、おなじみのプラジョーロまで、いろんなジョーロが販売されていますよ。
Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングの「ジョーロ」人気ランキング
Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングの「ジョーロ」人気ランキングは、こちらからご覧いただけます。
「どのジョーロがいいか」を選ぶときの参考にどうぞ。
・Amazon:じょうろ の 売れ筋ランキング
・楽天市場:ジョーロランキング
・Yahoo!ショッピング:じょうろのランキング
◆ほかにも通販サイトを探したいときは、こちらの記事でおすすめサイトをご紹介しています。
・記事「観葉植物のおすすめ人気通販サイトをご紹介!」
・記事「園芸のおすすめ人気通販サイトまとめ!」
ガーデニング・観葉植物・園芸用じょうろの選び方
次に、ガーデニング・観葉植物・園芸に使用するジョーロの選び方をご紹介します。
確認するのは、次の3点です。
[ジョーロの選び方①]ジョーロ・水差しで適したほうを選ぶ
まずは、ジョーロと水差しで適したほうを選びます。
「水差し」は一般的に、「サイズの小さいジョーロ」のことです。
室内の植物や鉢花など、少量での水やりをする場合には、「水差し」を選びましょう。
鉢が小さくても水やりしやすいよう、注ぎ口が長く細いものだと使いやすいです。
外で、多くの植物に水やりするときには、ジョーロを選びましょう。
[ジョーロの選び方②]持ちやすいものを選ぶ
水を入れると重くなるため、ジョーロは持ちやすいことが最重要です。
できれば店頭で実物を触って、持ち手などが握りやすい、持ちやすいものを選びましょう。
[ジョーロの選び方③]目の細かいハス口で、取り外しできるものを選ぶ
ハス口とは、じょうろの先について水を注ぎ出す部分。
このハス口の目が細かいと、やわらかい水流をつくりやすくなります。
そのため、ハス口の目が細かいジョーロを選びましょう。
またハス口が取り出せないと、藻や葉っぱなどがつまってしまった場合の掃除が困難です。
ハス口を取り外せば、一気に大量の水やりもできますので、取り外し可の製品を選んでください。
ガーデニング・観葉植物・園芸用じょうろの基本知識
次に、ガーデニング・観葉植物・園芸に使うじょうろの「基本知識」をご紹介します。
[ジョーロの基本知識①]じょうろ(ジョーロ)とは?
じょうろとは、昔から使われている散水道具のひとつです。
鉢栽培での水やりに多く使われますが、ほかにも種まきや苗の植え付け、露地栽培で水やりが必要な場合など、さまざまな場面で活躍する道具です。
「ジョーロ」と「ジョウロ」のどっちが正しい表記?
学研の現代新国語辞典によれば、じょうろの語源は「ポルトガル語のjorro(水の噴出)」だそうです。
語句の項目としては「じょうろ」と記載。
ですが現在は一般的に、「ジョーロ」と「ジョウロ」のどちらも使用し、さらに”ひらがな”と”カタカナ”の、どちらでも使われます(じょうろ、ジョウロ、ジョーロ)。
そのため、「特にこれが正しい!」という表記はないようです。
ちなみにジョーロは漢字では「如雨露」と書きます。
[ジョーロの基本知識②]じょうろの先につけるのは「ハス口(はすくち)」
じょうろの先につける、上画像の道具は「ハス口(はすくち)」といいます。
漢字で書くと「蓮口」です。
後述しますが、ハス口の向きが上向きと下向きでは、「水の勢い」と「範囲」が変わります。
[ジョーロの基本知識③]じょうろと水差しの違い
じょうろと水差しの違いは、一般的にはその大きさです。
- 水差し(水さし):ジョーロの仲間で、サイズが小さいもの
- ジョーロ:サイズが大きいもの
室内での水やりには、小さくて使い勝手がいいため、水差しを使う方がほとんど。
そして水差しの多くでは、ハス口がついていません。
またプッシュ型で、本体を押して水やりをする水差しもあります。
◆「水差しのおすすめ品や選び方」については、こちらの記事でご紹介しています。
・記事「観葉植物におすすめのおしゃれな水差しはコチラ!」
[ジョーロの基本知識④]100均のじょうろはちゃんと使える?
僕が100均で買ったじょうろがこちらですが、ハス口の穴が大きいようで、水流が太く強くてイマイチでした。
ハス口を取り外しても、注ぎ口が大きいので「やさしく注ぐ」ことができません。
100均のじょうろはイマイチでした。
ガーデニング・観葉植物・園芸用じょうろの使い方と水やりの基本
記事の最後に、ガーデニング・観葉植物・園芸用じょうろの使い方と、水やりの基本をご紹介します。
じょうろでは株元に静かに水やりする
じょうろで雑に水やりをすると、土が花や葉に飛び散ることで、植物が弱ったり病気にかかることも。
花や葉に土や水がかからないよう、株元に静かに水やりしましょう。
なお、水やりの基本は「土の表面が乾いたら、鉢底から水がでるまでたっぷりやる」です。
ただし、園芸の世界では「水やり3年」といわれるほど、水やりの技術を習得するのは時間がかかります。
失敗しながらでも、少しずつ「水やり」に慣れていきましょう
◆水やりについては、こちらの記事でやり方をくわしくご紹介しています。
・記事「観葉植物の水やりの方法を解説!」
◆「水やりのタイミングをつかむ手順」は、こちらの記事でくわしくご紹介しています。
・記事「観葉植物の「水やりのタイミング」をつかむ手順を紹介!土の乾きを確認する3つの方法も」
ジョーロの先(蓮口)の向きは水やりの対象によって変える
ジョーロで水やりするときは、その対象によって蓮口(ハス口)の向きを変えます。
①ハス口を上向きにする:やわらかく水やりしたいとき
ハス口を上向きにすると、広範囲にふんわりとやわらかい水やりができます。
通常はこの向きで水やりをしましょう。
②ハス口を下向きにする:勢いが必要なとき
ハス口を下向きにすると、狭い範囲で勢いよく水やりができます。
葉水をあげるときなどは、下向きだとホコリも落とせるので最適です。
③ハス口を外す:短時間で多くの水やりをしたいとき
ハス口を外すと、短時間で多くの水やりができます。
大きな苗の株元に水やりするときは、ハス口を外すやり方がおすすめ。
ただし、じょうろは水差しとちがって注ぎ口が大きいため、水の勢いが強くなります。
そのため苗の土が削れたり、葉や花に水・土がはねるなどして、植物が傷んでしまうことも。
そこで手のひらで注ぎ口から出る水を受け、一度水流をやさしくしてから、株元にあげてください。
じょうろに水が入っているときの持ち方
水が入ったじょうろを持ち運ぶときは、注ぎ口が後ろを向くようにして持つと、水がこぼれにくくなります。
じょうろの保管方法
水やりが終わったら、じょうろ・水差しの内部に残った水を捨てます。
水を入れたままにしていると藻が発生するので、注意してください。
外で使っている場合は、じょうろのなかに入ったゴミも取り除き、逆さまにして保管します。
そして、特にプラスチック製は劣化が進むため、直射日光や雨があたらない場所での保管が必要です。
水差しも、水気が残らないようにして保管します。
まとめ:おすすめジョーロで快適な水やりを
この記事では、ガーデニング・観葉植物・園芸用のおしゃれで使いやすいじょうろのおすすめ品や選び方、使い方までご紹介しました。
いくつも使ってみるとわかりますが、ジョーロによって使いやすさはまったく変わります。
ぜひおすすめのジョーロを使って、快適に水やりしていきましょう。
「↑各通販サイトのくわしい情報や、他のおすすめサイトを知りたい!」ときは、記事「観葉植物のおすすめ通販サイト」・「フェイクグリーンのおすすめ通販サイト」をどうぞ!
”毎日の作業風景”をご紹介しているAmebaブログ↓も、ぜひご覧ください。
◆「観葉植物の情報全般」は、記事「観葉植物まとめ」にまとめています。
参考文献
この記事では、下記の書籍を参考にさせて頂いております。
- 書籍 梶 みゆき・監修『園芸の基本とガーデニングツール』講談社
- 書籍 園芸文化協会・監修『園芸道具の選び方・使い方「コツ」の科学』講談社