観葉植物を育てていて、
ポトスを水挿しで増やせたから、次は”挿し木”にチャレンジしてみたい!
こういった方を応援する記事です。
ポトスはとても増やしやすい種類ですが、挿し木はちょっとしたコツが必要。
そこでこの記事では、観葉植物ポトスの”挿し木”のやり方や使うポット、土、時期などまで、わかりやすく解説していきます。
「ポトスの挿し木の方法を覚えて、たくさん増やしたい!」というときは、ぜひご覧ください。
”観葉植物ポトス”と”挿し木”の基本情報
まずは、”観葉植物ポトス”と”挿し木”の基本情報をご紹介します。
◆「ポトスを増やす方法全般の情報」は、記事「ポトスの増やし方」でくわしく解説しています。
ポトスとはどんな観葉植物?
ポトスとは、東南アジアなどが原産のサトイモ科の植物です。
昭和に起こった観葉植物ブームのときから人気が高く、観葉植物のなかでも生産数はトップクラスといわれます。
耐陰性があり、乾燥にも強いため、とにかく育てやすいことが特徴。
初心者さんにもおすすめできる、代表的な観葉植物です。
つるが長くのびるように育ち、上向きに育てる”ヘゴ仕立て”や、垂らして育てる”吊り鉢仕立て”が人気。
新品種も多く開発されており、2020年には迷彩柄の「ポトス・グローバルグリーン」が発売されました。
挿し木とは?
挿し木とは、カットした枝や茎・葉などを土に挿して植物を増やす方法です。
観葉植物をふやすときに、もっともよく使われるのが挿し木。
挿す部位によって、”葉挿し”や”挿し芽”など名称が変わります。
タネから育てる方法(「実生」といいます)とくらべて、挿し木には次のようなメリットがあります。
挿し木のメリット(1)生長がはやい
挿し木では、すでに成熟した枝や茎を使うので、短時間で成株にすることができます。
実生とくらべ、圧倒的に生長がはやいため、たくさんの観葉植物を楽しむことが可能です。
挿し木のメリット(2)葉の模様などの性質をそのまま受け継ぐ
挿し木は”栄養繁殖(体の一部が分かれることで増やす方法)”のひとつで、これは「クローン」をつくるようなもの。
つまり、葉の模様などの性質をそのまま受け継ぐことができます。
たとえば、こちら↓のポトスを挿し穂に使うと、同じような模様・形の葉っぱをもった子株が増やせるというわけです。
実生では、子株(増やすほう)が親株と同じ模様や形になるとは限りません。
挿し木なら、お気に入りの模様の葉っぱをもつ株を増やすことが可能です。
ポトスを増やす方法
ポトスを増やす方法として、今回ご紹介している”挿し木”のほかに、次の方法があります。
- 水挿し:カットした茎や枝を水に挿して増やす方法
- 株分け:ひとつの株を2つ以上に分けて、それぞれを生育させる増殖方法
ポトスは繁殖力が高く、観葉植物のなかでもっとも増やしやすい種類です。
「植物を増やしてみたいな」と思ったら、まずは”ポトスの水挿し”からはじめてみてください。
今回ご紹介する”挿し木”は、水やり管理がある分、”水挿し”よりやや難しい方法です。
◆「ポトスの水挿しの方法」は、こちらの記事でくわしくご紹介しています。
・記事「【観葉植物ポトス】”水挿し”の方法をわかりやすく解説!」
【ポトスの”挿し木”】やり方をわかりやすく解説!
次に、観葉植物ポトスの”挿し木”のやり方をわかりやすく解説します。
ここでは具体的な流れをご紹介し、”いつ行うのか(時期)”などの成功するためのポイントは、また後述しています。
なお、ポトスはとにかく”増やしやすく枯れにくい”ので、挿し木のやり方もほかの観葉植物とはけっこう違います。「これが観葉植物の挿し木か」とは思わず、その植物ごとの仕方をよく確認しましょう。
◆実際に「挿し木 → 土植え」でポトスを育てている生長の記録はこちら。
・記事「【生長の記録4】ポトス・グリーンスクラッチ/挿し木→土植えに」
〈ポトスの挿し木の手順①〉茎を切る→水あげ
まずは、挿し木をするために、ポトスの茎を切ります。
剪定(切り戻し)などを行ったときに出た、切り落とした茎を使うと効率的です。
”葉の形”や”模様”などの性質を引き継いで増えるので、気に入ったものを選びましょう。
茎を切る場所は”気根の先”です(ポイント②)。
葉をつけてカットします。
何本か切ったら、リキダスを1000倍に薄めた液体に切り口を浸けて”水あげ(カットした茎に水を吸わせること)”します(ポイント⑤)。
メネデールでもOKです。
◆「リキダスとかメネデールって何?」という方は、こちらの記事をご覧ください。
・記事「観葉植物のおすすめ栄養剤(活力剤)はコチラ!」
〈ポトスの挿し木の手順②〉”挿し穂”を土にさす
次に、挿し木を行う土とポットを用意します(ポイント③、ポイント④)。
この土とポットは、”挿し穂を挿す場所”ということで”挿し床”といいます。
土がカラカラに乾いている場合は、霧吹きをかけて、全体が湿った状態にしましょう。
ポトスの切った茎(「挿し穂」といいます)を土に挿したときに、水分を奪われ、傷む可能性が低くなります。
ポットのウォータースペースまで、土を入れてください。
挿し穂(カットしたポトスの茎)を土に挿しますが、こちら↓のように挿してください。
気根の少し上まで、土がくるようにします。
こうすると、新芽が出る”節”が土の上にくるため、芽が育ちやすくなります。
赤玉土や鹿沼土を使うとこのようにカンタンには挿せないので、やはり”挿し木用の土”がおすすめです。
105型ポットだと、10本くらいまで挿せそうです。
〈ポトスの挿し木の手順③〉水やりして半日陰で管理
最後に水やりをします。
通常の水差しだと、口が太く水が注がれる量が多いため、土がくずれることも。
そのため、口が細いプッシュタイプの水差しで、底から水が出るまで静かに与えてください。
プッシュタイプの水差しがないときは、上からは霧吹きをかけ、受け皿に水をため30分ほど底面給水しましょう。
全体が潤ったら、挿した茎のまわりの土を指先で軽く押して、土を茎に密着させてください。
茎が土に密着すると、根が生えやすくなります。
最後にもう一度、気根が隠れて節が出ていることを確認して完成です。
このあとは、強い風が吹かない半日陰の場所で管理しましょう(ポイント⑥)。
根は2週間ほどで生えてきます。
ひと月ほどで新芽が出たら、通常のポトスと同じように管理します(ポイント⑦)。
肥料も与えてください。
また、好きなタイミングで”鉢上げ”しましょう(ポイント⑧)。
◆「コーヒーの木の挿し木の仕方」は、こちらの記事でご紹介しています。
・記事「【コーヒーの木の増やし方①】「挿し木」の方法を実例つきでわかりやすく解説」
【ポトスの”挿し木”】成功させるポイント
次に、観葉植物ポトスの”挿し木”を成功させるポイントをご紹介します。
〈成功させるポイント①〉ポトスの挿し木に”最適な時期”
ポトスの挿し木に”最適な時期”は、真夏をのぞいた5~9月です。
この時期はポトスの生長期で、どんどん育って大きくなります。
10~4月は、室温によっては「休眠期」となるため、挿し木をしても発根する可能性は低下します。
寒い時期に、たまたま挿し木が成功しても、茎が細かったり株が弱い可能性も。できるたけ適期に行って、元気な苗を増やしましょう。
〈成功させるポイント②〉ポトスの茎の”切る場所”
挿し木でポトスの茎の”切る場所”は、気根の少し先です。
気根とは、”地表に出ている根”のことで、茎から葉っぱがでている部分(「節」といいます)あたりから生えてきます。
気根の反対側には葉っぱがあるので、その葉を傷つけないようにして、気根の少し先でカットします。
挿し木が成功すると、気根からは新しい根っこが、節から新芽が出ます。
ポトスの茎を切る場所は、まちがえないようにしましょう。
〈成功させるポイント③〉ポトスの挿し木につかう”土”
ポトスの挿し木につかう”土”は、赤玉土や鹿沼土を使ってもいいのですが、おすすめは”挿し木用の土”です。
挿し木用に用土を配合しているので、初心者でも挿し木が成功しやすい点が特徴。
茎を挿しやすいので、挿し穂を痛めることもありません。
製品によっては、活力材が入っており、生長を早めてくれます。
〈成功させるポイント④〉ポトスの挿し木につかう”ポット”
ポトスの挿し木につかう”ポット”は、発根後もしばらく育てられる大きさが良いので、3~3.5号ポットを使いましょう。
おすすめは「プレステラ105型」です。
側面にスリットが入った”スリット鉢”ですので、根に空気が届きやすく、生長がすすみます。
◆「スリット鉢の特徴とメリット」は、こちらの記事でご紹介しています。
・記事「観葉植物でスリット鉢(根張り鉢)を使うメリットは?」
〈成功させるポイント⑤〉ポトスの”挿し穂”は乾かさない
ポトスの”挿し穂(挿し木に使う切った茎)”は、乾かさないようにしましょう。
切った茎は放っておかず、すぐに水あげ(茎に水を吸わせること)を行います。
ですから、茎をカットする前にリキダス100倍液を用意しておくと、すぐ浸せて茎が傷むこともありません。
〈成功させるポイント⑥〉挿し木後の”水やり”と”置き場所”
挿し木後の”水やり”は、通常のポトスの水やりよりも早いタイミングで行います。
鉢土を乾かしてはいけないので、表面が乾きかけたら水やりしましょう。
水差しで水やりすると鉢土がくずれ、なかなか発根が進まないことも。
そこで、口が細いプッシュタイプの水差しで、底から水が出るまで静かに与えてください。
プッシュタイプの水差しがないときは、上からは霧吹きをかけ、受け皿に水をため30分ほど底面給水しましょう。
水やりが終わったら、受け皿の水は捨てます。
水やりの2回に一度くらいで”リキダス1000倍液”を使うと、より元気に育ってくれます。
挿し木後の”置き場所”は、強い風が吹かない半日陰の場所です。
あまり強い風が吹くと挿し穂がゆれるため、うまく活着(発根して生長すること)できません。
日当たりが良かったりつねに風に吹かれると、葉で消費される水の量に吸い上げが追いつかないため、枯れてしまいます。
暗すぎても生長に時間がかかりますので、ちょうどいい半日陰の場所を探してください。
〈成功させるポイント⑦〉発根後は通常のポトスと同じ管理に
挿し穂から新芽が出てきたら、発根(根が生えたこと)して根付いた証拠です。
暖かい時期なら、3週間ほどで出てきます。
発根後は、通常のポトスと同じ管理にしてOK。
ただし、いきなり環境や水やりを変えるのではなく、10日ほどかけて少しずつ変えてください。
場所は、日なた~明るい日陰で、風通しの良いところに。
水やりは鉢土が乾いてからでOK。
肥料もしっかり与えることで、どんどん大きく育ちます。
〈成功させるポイント⑦〉挿し木後の”鉢上げ”
鉢上げとは、ポットなどで育てて根が出た「挿し木苗」を、鉢に植え替えること。
一般的な観葉植物では、新芽が出れば鉢上げを行います。
ですが今回の手順では、プレステラポットを使っているため、発根後の管理もしやすいはず。
そのため、新芽が出たからといって、あせって鉢上げする必要はありません。
挿し木で増やしたポトスをどう育てたいか考え、そのタイミングに合わせて、好きなときに鉢上げしてください。
しばらくポットのまま育てるのもいいですね。生長期でも、数ヶ月は植え替えしなくて大丈夫なはずです。
◆「コーヒーの木の鉢上げのやり方」は、こちらの記事でご紹介しています。
・記事「【コーヒーの木の増やし方②】挿し木苗の鉢上げ方法・手順を解説」
ポトスを購入できるおすすめの通販サイト
次に、ポトスを購入できるおすすめの通販サイトを、”珍しい・ハイドロカルチャー・ミニ・大型”といった項目に分けてご紹介します。
〈おすすめ①〉”珍しいポトス”を販売する通販サイト
”珍しいポトス”を販売するおすすめ通販サイトは、「園芸ネット」です。
記事作成時点では、テルノシリーズを中心にした珍しいポトスを販売中。
園芸店ではあまりほとんど見ない種類ばかりです。
ちなみに前述の「ポトス・エメラルド」は、この「園芸ネット」さんで購入しました。
ただし、珍しい種類のポトスは、たくさん育てられるわけではないため、すぐに販売終了することも。
ちょこちょこサイトを見に行き、お気に入りを見つけたら即購入することをオススメします。
〈おすすめ②〉”ハイドロカルチャー(水耕栽培)のポトス”を販売する通販サイト
”ハイドロカルチャー(水耕栽培)のポトス”を販売するおすすめ通販サイトは、「GreenSnap STORE (グリーンスナップ ストア)」です。
GreenSnap STOREでは、ここでしか購入できないハイドロカルチャー(水耕栽培)のTable Plants(テーブルプランツ)が販売されています。
Table Plantsは土の代わりにスポンジを、鉢の代わりにクリアカップを使って育てる観葉植物。
虫や土ぼこりの心配がないので、リビングのテーブルや台所にもピッタリです。
ポトスのほかに、サンスベリア やガジュマルなど全13種類から選べます。
「土を使わず、清潔にポトスを育てたい」ときは、ハイドロカルチャーのポトスを育ててみましょう。
〈おすすめ③〉”ミニサイズのポトス”を販売する通販サイト
”ミニサイズのポトス”を販売するおすすめ通販サイトは、「charm(チャーム)」です。
記事作成時点では、3号ポットのミニサイズポトスを多く販売しています。
なかには「ポトスのつる」も。
少し大きめの「5号サイズの釣り鉢」もあるので、ミニサイズと合わせて購入するのもいいですね。
また「charm(チャーム)」さんでも、たまに”珍しいポトス”を販売します。
すぐに売り切れてしまうことが多いので、たまにチェックしてみましょう。
・「charm(チャーム)楽天市場店」で植物を探してみる »
〈おすすめ④〉”大型のポトス”を販売する通販サイト
”大型のポトス”を販売するおすすめ通販サイトは、「プレミアガーデン」です。
おもに6号~10号サイズ鉢の、「大きいの観葉植物」を販売する通販サイト。
パキラやベンジャミン、ユッカなど定番のほか、大きいアンスリウム・アガベのなど他サイトではあまり見ないような高級な種類も取り扱っています。
ポトスは、ヘゴ仕立ての大型サイズを販売。
ポトスの花言葉が「永遠の富」と縁起物のため、ギフトとして送られることも多いそうです。
元気で丈夫なため、管理もカンタン。
ミニポトスとは、まったく違った姿を楽しむことができます。
〈おすすめ⑤〉”フェイクグリーン(人工観葉植物)のポトス”を販売する通販サイト
”フェイクグリーン(人工観葉植物)のポトス”を販売するおすすめ通販サイトは、「プリマオンライン」です。
20年以上も「アーティフィシャルフラワー(造花)」を取り扱っているプリマ。
他社にはない「スタイリッシュなデザイン」と、「高品質な素材」を使っていることがポイントです。
もちろん、フェイクグリーンのポトスも本物ソックリ。
立体的なフォルムを再現しているので、ポトスならではのボリュームが出ています。
「ポトスが欲しいけど、仕事や家事が忙しくて、お世話ができない…」というときは、ぜひフェイクグリーンを選んでみましょう。
「ポトスの挿し木」についての疑問にお答えします
記事の最後に、「ポトスの挿し木」についての疑問にお答えします。
〈疑問①〉冬でもポトスの挿し木はできる?
前述の”成功させるポイント①”では、「ポトスの挿し木を行う”時期”は、真夏をのぞいた5~9月」とご紹介しました。
では冬にポトスの挿し木をするとどうなるかというと、おそらく根っこが生えてきません。
これは、10~4月は気温によっては「休眠期」となるため。
しかも、寒い時期にたまたま挿し木が成功しても、茎が細かったり株が弱い可能性が高いです。
ポトスの挿し木は、できるだけ暖かい適した時期に行いましょう。
ただし、「冬でも暖房をつけっぱなしで、夜でも20℃以上ある」という家なら、おそらくポトスもグングン育っているはず。
生長期とほぼ同じ環境ですので、挿し木をしてもOKです。
〈疑問②〉”茎だけ”でもポトスの挿し木はできる?
”茎だけ”挿しても、ポトスの挿し木はできません。
根や新芽がでるのが「節」ですから、節がないと挿し木が成功しないのです。
同じように、”葉っぱだけ”でも挿し木はできません。
挿し木に最適な”茎を切る場所”をよく確認しましょう。
〈疑問③〉ライムポトスなど品種ごとに挿し木の手順は違う?
ポトスには、「ライムポトス」や「グローバルグリーン」、「エンジョイ」などたくさんの人気品種がありますが、品種による挿し木の手順の違いはありません。
どの品種も枯れにくく増やしやすいので、安心して好きな品種の挿し木を行ってください。
なかでも「エンジョイ」や「パーフェクトグリーン」は丈夫ですので、とくに挿し木で増やしやすいはずです。
〈疑問④〉ポトスの挿し木後に”ハイドロカルチャー”にもできる?
ハイドロカルチャーとは、土のかわりにハイドロコーンといった「発泡煉石」などを使って植物を植え、器に少量の水をためて植物を栽培する方法です。
土を使わないため清潔感があり、観葉植物の室内置きにはピッタリ。
台所や、リビングのテーブル上にも置きやすくなります。
そして、ポトスの挿し木後に”ハイドロカルチャー”にすることはできます。
こちら↓のような感じで、方法は記事「【ハイドロカルチャーの観葉植物】植え替え方法を解説!」のとおり。
ただし、ハイドロカルチャーの根っこは、土植えの根っことは構造が異なります。
土植えからハイドロカルチャーにすると、一度根っこの形状が変わるため、うまくいかないと枯れてしまうことも。
そのため、今回ご紹介した”挿し木”の苗よりも、”水挿し”で育てた苗を使うのがおすすめ。
”水挿し”の苗をハイドロカルチャーにすれば、同じ水中用の根っこですので、順応しやすくなっています。
◆「ハイドロカルチャーのおすすめ品種や育て方」・「おすすめ肥料」についてくわしくは、こちらの記事でご紹介しています。
・記事「【ハイドロカルチャーの観葉植物】おすすめ品種や育て方を解説」
・記事「【ハイドロカルチャーの観葉植物】おすすめの肥料はこちら!」
〈疑問⑤〉ポトスの挿し木後に”水栽培”にもできる?
”水栽培”とは、前項のハイドロカルチャーとは違い、「発泡煉石」などを使わず水だけで育てる栽培方法。
そして、ポトスの挿し木後に”水栽培”にすることはできます。
ただし、ハイドロカルチャーのときと同様で、土植えとは根っこが違うので枯れていまう場合も。
ですのでやはり、”挿し木”の苗よりも、”水挿し”で育てた苗を使うのがおすすめ。
”水挿し”は”水栽培”そのものですから、”水挿し”で育てた苗をそのまま育てれば、水栽培になります。
〈疑問⑥〉ポトスの挿し木がうまくいかない原因と対策を教えてくれるサービスはある?
ポトスの挿し木がうまくいかず、考えても原因と対策がわからないときは、オンラインサービスを使ってみましょう。
おすすめは”スキルのオンラインマーケット”のcoconala(ココナラ)。
500円~といった低料金で、園芸業界で長くはたらいた方などに相談できます。
観葉植物の育て方などのアドバイスを個別でもらえるので、「どうしても原因がわからない」という方は、ぜひ利用してみてください。
まとめ:”挿し木”のやり方とポイントをつかんでポトスを増やしましょう
この記事では、観葉植物ポトスの”挿し木”のやり方や使うポット、土、時期などまで、わかりやすく解説してきました。
ぜひ記事を参考に、”挿し木”のやり方とポイントをつかんで、ポトスをどんどん増やしましょう。
観葉植物のおすすめ通販サイトはこちら↓です。
- 「たくさんの種類から選びたい」ならHitoHana
(↑観葉植物の品ぞろえが国内最大級の通販サイトです) - 「自分にピッタリな植物を知りたい」ならAND PLANTS
(↑”パーソナル植物診断”で、最適な植物を教えてくれます)
◆「観葉植物の情報全般」は、記事「【観葉植物まとめ】育て方のポイント、増やし方などすべて紹介」でまとめています。
◆観葉植物には「幸せになる・生産性が高まる」など、たくさんのメリットが。ぜひ、観葉植物のおすすめ通販サイトで購入して、育ててみましょう。
◆「暮らしに癒しが欲しい!」というときは、記事「おすすめ”花の定期便”を紹介」で”花のサブスクのおすすめサービス”をご紹介しています。
参考文献
この記事では、下記の書籍を参考にさせて頂いております。
- 書籍 上田 善弘・著『園芸「コツ」の科学』講談社
- 書籍 高柳 良夫・著『もっと簡単で確実にふやせる さし木つぎ木とり木』日本文芸社