観葉植物を育てていて、
また植物が枯れちゃった…。枯れない観葉植物ってないのかな…?
こう思ったことはありませんか?
何度も枯らしてしまうと、観葉植物を育てる自信がなくなりますよね。
ただ、残念ながら「枯れない観葉植物」はありません。
その代わり、「枯れにくい観葉植物」を選んだり、「枯らさないためのポイント」を知ることで、観葉植物を枯らすことは減らせます。
そこでこの記事では、枯れにくい観葉植物や枯らさないためのポイント、さらにフェイクグリーン(造花・人工観葉植物)などについてご紹介していきます。
「もう観葉植物を枯らしたくない!」というときは、ぜひご覧ください。
◆観葉植物には「幸せになる・生産性が高まる」など、たくさんのメリットが。ぜひ、観葉植物のおすすめ通販サイトで購入して、育ててみましょう。
◆「暮らしに癒しが欲しい!」というときは、記事「おすすめ”花の定期便”を紹介」で”花のサブスクのおすすめサービス”をご紹介しています。
枯れない観葉植物はある?
まずは、「枯れない観葉植物はあるのか?」を確認しましょう。
「枯れない観葉植物」はないので「枯れにくい観葉植物」を探しましょう
最初にお伝えしたとおり、「枯れない観葉植物」はありません。
やはり生き物ですから。
ですが、「枯れにくい観葉植物」はあります。
おすすめ5種は後述しますが、まず枯れにくいここから育てはじめれば、枯らすことは減るはず。
さらに「枯らさない育て方のポイント」もあります。
ぜひポイントをつかみ、観葉植物を元気に育てていきましょう。
「枯れてしまった観葉植物」は適切な捨て方を
とはいえ、「100%枯らさない人」はいないでしょう。
僕もかなりの数の観葉植物を育てていますが、それでも枯らすことがあります。
そんなとき、「枯れてしまった観葉植物」は適切な捨て方を行いましょう。
まず必要なのは、お住まいの自治体のゴミの捨て方ルールを確認すること。
(自治体によって、ゴミ出しルールは大きく変わるためです)
たとえば、僕が住む山形県山形市では、観葉植物の捨て方は「土を落として”燃えるゴミ”に出す」です。
とくに「土」については、ゴミとして出せない自治体も多いので、よくご確認ください。
◆「観葉植物の捨て方」についてくわしくは、こちら↓の記事をご覧ください。
・記事「観葉植物の捨て方を解説!土の捨て方も紹介します」
「枯れにくい観葉植物」ってどんなもの?
この記事でご紹介する「枯れにくい観葉植物」とは、次のような特性をもつ観葉植物です。
- 乾燥に強い(水やりが少なくて良い)
- 耐陰性がある(日陰や暗い場所でも、ある程度育てられる)
上記2の「耐陰性がある」は、「暗い場所でずっと育てられる」というわけではありません。
やはり植物ですから、ある程度の日光は必要です。
ずっと暗い場所にいると、元気がなくなり、病害虫がつきやすくなって、枯れてしまうことも。
暗い場所で育てるときでも、できるだけLEDの光を長く当ててあげたり、3~4日に一度は日光浴させるなどしてあげてください。
オンラインサービス利用で「観葉植物を枯らさない」という方法も
「どうしても枯らしてしまう」ときは、オンラインサービスを利用して「観葉植物を枯らさない」という方法もあります。
おすすめは”スキルのオンラインマーケット”のcoconala(ココナラ)。
500円~といった低料金で、園芸業界で長くはたらいた方などに相談できます。
観葉植物の育て方などのアドバイスを個別でもらえるので、「どうしても枯れた原因がわからない」という方は、ぜひ利用してみてください。
おすすめの枯れにくい観葉植物
次に、おすすめの「枯れにくい観葉植物」を、”小さい・大型・日陰でも枯れにくい・インテリア背性が高い・屋外でも枯れにくい”といった項目に分けてご紹介します。
〈おすすめ①〉枯れにくくて”小さい”観葉植物
枯れにくくて”小さい”おすすめの観葉植物は、ポトスです。
日陰でも育てられ、乾燥にも強いため、初心者にも育てやすい。
つややかな明るい葉で、インテリア性も高い品種です。
「マーブルクイーン」や「ライム」など種類が多いことも特徴。
好みの品種を探すのも楽しいですよ。
丈夫で育てやすいので、僕は観葉植物のなかでポトスが一番好きです。今は10種類のポトスを育てています。
〈おすすめ②〉枯れにくくて”大型”の観葉植物
枯れにくくて”大型”のおすすめ観葉植物は、ユッカです。
お店の開店祝いなどでも、よく贈られます。
「育てやすい」というポイントも、贈り物に選ばれる理由のひとつ。
正式には「ユッカ・エレファンティペス」という名称で、「青年の木」ともよばれます。
耐寒性がありマイナス3度まで耐えるうえに、乾燥にも強い。
しかも上に上に生長しますので、インテリアとして部屋においても、広いスペースは必要ありません。
◆「大きいサイズの観葉植物のおすすめや選び方」は、こちらの記事でご紹介しています。
・記事「【大型の観葉植物】おすすめはコチラ!」
〈おすすめ③〉”日陰”でも枯れにくい観葉植物
”日陰”でも枯れにくいおすすめの観葉植物は、パキラです。
太く力強い幹と、てのひら状の大きな葉が特徴の人気品種。
日あたりを好みますが、明るい日陰でも育ちます。
生育が旺盛な品種で、土植えだと1年で50cmのびることも。
植物を育てる嬉しさが感じやすい種類です。
もちろん乾燥にも強いので、水やりは土がしっかり乾いてから行いましょう。
◆「パキラの育て方」は、こちらの記事でご紹介しています。
・記事「人気の観葉植物パキラの育て方!」
〈おすすめ④〉枯れにくくて”インテリア性が高い”観葉植物
枯れにくくて”インテリア性が高い”おすすめの観葉植物は、サンセベリアです。
「部屋の空気を清浄してくれる」として、20年ほどまえに一大ブームになりました。
もっとも有名な品種は「ドラセナ トリファスキアータ ローレンティー」。
その外観から「虎の尾(トラノオ)」とも呼ばれます。
葉が多肉質で、水をたくわえられるため、乾燥に強いのが特徴。
日光が好きですが、日陰で育てることも可能です。
冬は休眠期に入るため、水やりはほとんど必要ありません。
水のあげすぎにさえ気をつければ、とても育てやすい品種のひとつです。
〈おすすめ⑤〉”屋外”でも枯れにくい観葉植物
”屋外”でも枯れにくいおすすめの観葉植物は、シェフレラです。
掌状で光沢のある美しい葉が特徴。
厳密には品種がちがいますが、「カポック」とも呼ばれます。
耐陰性があり、環境に対する順応性も高いため、とても枯れにくい品種。
たくさんの種類があり、寒さにも強い品種なら、通年外で育てられます(雪にあてないこと)。
大きく育ち過ぎたら剪定をすれば、すぐに芽が出てきます。
僕が思うに、観葉植物のなかでもっとも丈夫で枯れにくいのがシェフレラです。
〈おすすめ⑥〉枯れにくくて”プレゼント”向きな観葉植物
枯れにくくて”プレゼント”向きなおすすめの観葉植物は、エバーフレッシュです。
暗くなると葉をとじる性質をもつ、ユニークな植物の「エバーフレッシュ」。
全体的にシャープでさわやかな雰囲気をもち、プレゼントに最適です。
枯れたようにみえる赤茶の葉が実は新芽で、それがあざやかな緑色に変わっていきます。
タンポポの綿毛にも似た、愛らしい花が咲きます。
成長が早く、大きめに育つので、樹形が乱れたらカットして大きさを整えましょう。
太陽が好きなので、できるだけ日あたりのよい窓辺に置くのがおすすめ。
夏場は屋外でもOKですが、冬は室内に戻します。
ほしい観葉植物が見つかったら、園芸店やネット通販などで探してみましょう。
おすすめの通販サイトはこちら↓です。
- 「たくさんの種類から選びたい」ならHitoHana
(↑観葉植物の品ぞろえが国内最大級の通販サイトです) - 「自分にピッタリな植物を知りたい」ならAND PLANTS
(↑”パーソナル植物診断”で、最適な植物を教えてくれます) - 「フェイクグリーンがほしい」ならプリマオンライン
(↑本物ソックリ・高品質な造花を販売するサイトです)
「↑各通販サイトのくわしい情報や、他のおすすめサイトを知りたい!」ときは、記事「観葉植物のおすすめ通販サイト」・「フェイクグリーン人気おすすめ品」をどうぞ!
観葉植物を枯らさない室内・屋外での育て方のポイント
次に、観葉植物を枯らさない室内・屋外での育て方のポイントをご紹介します。
〈ポイント①〉品種ごとの特性を調べる
観葉植物を枯らさない室内・屋外での育て方のポイント1つめは、「品種ごとの特性を調べる」です。
ひとくちに「観葉植物」といっても、その特性はさまざま。
日なたが好き・半日かげが好き、鉢土の表面が乾いたら水やり・乾かさないよう水やりなどなど…。
ですからまずは、本やウェブサイトなどで次のような項目を確認しましょう。
- 水やりのタイミング
- 置き場所(日なた)
- 最低気温(冬の寒さに何℃まで耐えられるか)
◆「観葉植物の特性」は、こちらの記事でご紹介しています。
・記事「観葉植物の種類と特徴を紹介!」
〈ポイント②〉特性にあった管理を行う
観葉植物を枯らさない室内・屋外での育て方のポイント2つめは、「特性にあった管理を行う」です。
前項で品種ごとの特性を調べたら、あとはその特性にあった管理を行いましょう。
まずは水やりのタイミング、置き場所を確認して、その通りに管理します。
そして1ヶ月ほど経ったら、「植え替え」や「肥料」など、レベルアップした育て方のコツを覚えていけばOKです
〈ポイント③〉水やりをしすぎない
観葉植物を枯らさない室内・屋外での育て方のポイント3つめは、「水やりをしすぎない」です。
水やりチェッカーでおなじみ「サスティー」の公式サイトでも、「植物を枯らしてしまう理由の8割は、水やりの失敗」と紹介しています。
なかでも(僕個人の実感では)「水をやりすぎての失敗」が多いはずです。
なぜなら、観葉植物を「水をやらないで枯らす」には、よほどの期間放置する必要があるため。
その一方で、毎日水やりをしていたら、真夏以外だとすぐに枯れてしまいます。
水やりは”少し控えめ”ぐらいがちょうどいいです。
それで葉先が枯れるようなら、ちょとずつ頻度を上げていきましょう。
◆「観葉植物が枯れる理由と対策」は、こちら↓の記事をご覧ください。
・記事「観葉植物が枯れる理由とは?」
・記事「観葉植物の葉先が枯れるのはなぜ?」
〈ポイント④〉屋外では夏の直射日光に注意
観葉植物を枯らさない育て方のポイント、とくに屋外については「直射日光に注意」です。
絶対に枯れない植物なら「フェイクグリーン(人工観葉植物)」がおすすめ
観葉植物を育てたいけど、家事と仕事が大変で、管理する時間が取れない…。絶対に枯れない植物ってある?
という方へのおすすめとして、「フェイクグリーン(造花・人工観葉植物)」のご提案です。
高品質な「フェイクグリーン(造花)の観葉植物」ならインテリアにもピッタリ
高品質な「フェイクグリーン(造花・人工観葉植物)」なら、インテリアにもピッタリです。
フェイクグリーン(造花)というと、以前は質が悪く、「いかにも作りもの」という感じでした。
ですが現在は高品質なフェイクグリーンが多く、本物かどうかは、近くで見ないとわからないほど。
たとえばこちら↓です。
鉢(ポット)だけではなく、ハンギングタイプも。
フェイクグリーンの観葉植物なら、絶対に枯れることはありませんね。
インテリアにもピッタリの、フェイクグリーン(造花)おすすめサイトはこちらの2つ。
ぜひ、お気に入りのフェイクグリーン(造花)を探してみてください。
また、”短期間だけフェイクグリーンを飾りたい”ときは、サブスクを利用するという方法も。
「最低レンタル期間」は1ヶ月で、配送・返却の送料も発生しないので、安心して利用できます。
「観葉植物を枯らさない」についての疑問にお答えします
記事の最後に、「観葉植物を枯らさない」についての疑問にお答えします。
〈疑問①〉”いつも枯れる”のはナゼ?観葉植物を枯らしてしまう一番の原因は?
上記「ポイント③」でもお伝えしたとおり、観葉植物を枯らしてしまう一番の原因は「水やりの失敗」と紹介しています。
とくに「水のやり過ぎ」に注意。
そのほかに気をつけてほしいのは「さまざまな与えすぎ」です。
「日光に当てすぎ」、「肥料の与えすぎ」、「暖めすぎ」などなど…。
植物は、不足よりも過剰で枯れる可能性が高いです。
「観葉植物がいつも枯れる…」という方は、何でも”与えすぎていないか?”に注意しましょう。
〈疑問②〉日陰でも枯れない観葉植物はある?
日陰でも枯れない観葉植物は、こちらです。
(「耐陰性がある」といいます)
アグラオネマ、アナナス類、アフェランドラ、アロカシア、アンスリウム、エクメア、ガジュマル、サンセベリア、シェフレラ、セローム、セダム、ドラセナ・コンシンナ、チャラン、フィカス・ベンジャミナ、ポトス、ポリシャス、ユッカ
ただし、ずっと日陰に植物を置いていると、だんだん弱ってきたり、徒長(ヒョロヒョロと間延びすること)することも。
せめて週に1~2日は、「レースのカーテン越しの日射し」といった明るい日陰の場所に置いてあげましょう。
やはり植物ですから、日の光は必要。たまに当てるだけでも丈夫になりますよ。
◆「観葉植物ごとの最適な置き場所」は、記事「観葉植物の置き場所はどこが良い?」でくわしくご紹介しています。
〈疑問③〉観葉植物が枯れない方法は?
観葉植物を枯らさないための育て方のポイントは前述のとおり。
ただ、ポイントをまとめた「観葉植物が枯れない方法」としては、”その植物にピッタリな管理をする”です。
たとえば、一般的な観葉植物の水やりタイミングである「鉢土が乾いてから水やり」。
でも、スパティフィラムやアジアンタムだと、”それじゃ遅い!”というタイミングです。
ですから、まずはその観葉植物の特性を調べて、置き場所や水やりなど、ピッタリな管理をしてあげましょう。
これだけで、観葉植物が枯れる確率はかなり下がるはずです。
〈疑問④〉なぜ観葉植物は枯れるの?
観葉植物が枯れることには、いろいろな原因がありますが、その多くは「余計に与えすぎるから」です。
日光・水・肥料など、生長に必要なモノでも、与え過ぎると植物は枯れてしまいます。
逆にこの3つが足りないとしても、すぐに枯れることはそうありません。
「いつも観葉植物が枯れてしまう」ときには、日光・水・肥料など、少し”控えめ”にしてみましょう。
まとめ:枯れにくい観葉植物を枯らさないように育ててみましょう
この記事では、枯れにくい観葉植物や枯らさないためのポイント、さらにフェイクグリーン(造花)の観葉植物などについてご紹介してきました。
「枯れない観葉植物」はありませんが、「枯らさない」ことはできます。
ぜひ記事を参考に、枯れにくい観葉植物を選んで、枯らさないように育ててみましょう。
「↑各通販サイトのくわしい情報や、他のおすすめサイトを知りたい!」ときは、記事「観葉植物のおすすめ通販サイト」・「フェイクグリーンのおすすめ通販サイト」をどうぞ!
”毎日の作業風景”をご紹介しているAmebaブログ↓も、ぜひご覧ください。
◆「観葉植物の情報全般」は、記事「観葉植物まとめ」にまとめています。
参考文献
この記事では、下記の書籍を参考にさせて頂いております。